4月19日(火)嘘と信用の裏腹。

 曇り時々晴れ、のち曇り。10.6℃~20.9℃、45%。5100歩。

 今日のKOVID状況:都の新規感染者数は5583人で前週(の火曜日)より19%の減少、重症者数は15人、死亡4人でした。引き続き減少傾向ですぅ♪。

 

 嘘とは:

 西洋にもホワイト・ライとかの言い方があって、真っ赤な嘘から区別されます。要するに人の為になるいい嘘のようです。それでは人の為にならない真っ黒な嘘はブラック・ライと言ふのかな?仏教でも「嘘も方便」とかいう言い訳がありますね。でもカントは定言命法として「人は絶対に嘘をついてはなりません。どんな条件を付けても嘘はだめです。」と申しました。

 やはし「こういう時はウソをついてもいいんだよ。」とか「人を助けるためには嘘をついてもいいんですぅ。」とか条件を付けると、実は際限なく嘘をつくようになります。だから「無条件に嘘はいかーん!」としておかないと嘘が少なくならないんすよ。さすがカントは人間をよく知っていると言えるデス。

 ですから「政治家から嘘を取ったら仕事にならんでしょ。」とか「商売は相手があるんだから正直にやってたら儲からん」とか「外交は嘘と嘘との騙し合いである」とか、もっともらしく弁解するのはよし子さん。嘘ばっかしついているとお互いに疑心暗鬼になって、更に状況は悪化します。ひいてはこれが争いの本になったり戦争の原因になったりします。人類は集団として生きて行くコロニー型生物なんですから、嘘は絶対悪として信用社会にしておかないと、万人の万人に対する嘘つきとしてカオス状態に陥るは必定!人として備えるべき5つの徳、すなわち信・義・礼・智・仁の筆頭なり。

 この際古代からの言い伝え「民信なくば立たず(政治は民衆の信頼が無ければ成り立たない)」とか「信用は元手なり(金は無くても信用さえあれば商売はできる)」という格言をじっくり噛締めたいもんだすぅ。ホゲッ!