1月31日(月)旧大祓。2項対立と相即律。

 本日天気晴朗なれど風強し。1.7℃~10.0℃、23%。2500歩。睦月も今日でお終い。あっという間に過ぎました。

 今日のコヴィッド情報:都の新規感染者数11751人、月曜日としては過去最多。病床使用率49.2%。全国では約6万1千人。

 

 2項対立とは

 あらゆる論点を2項に分けて排他率を適用することです。すなわち「AしからずんばB」のように対立させて考えます。これの反対は相即の原理で、A即B,B即Aとなり混然一体化させて考えます。2項対立は争いを生みやすく、しかも隘路に入りがちです。相即律は言うだけはタダよという実現の困難さに難があります。

 特に世の中が複雑化してくると2項対立ですっきりと割り切ろうという傾向が強くなります。コヴィッド対策だと、感染抑止か?経済活動か?と2項対立させる議論をよく見かけます。これは感染状況の時期にもよりますが、必ずしも対立させる必要はありません。。時期により両立したり、両方とも駄目だったりしますから状況を良く観察し分析することが大切です。それに急がば回れの諺通り、簡単に割り切るよりも複雑な状態を複雑なままに捉える方が、より早く解決に到達できることが多いです。

 一般的に言えば、安易に走ったり、割り切ったりする方が思考停止になりやすいと言えます。つうことでコヴィッドに関しては、感染をできるだけ抑え、以って経済を活性化する意見に与しようと思うわけです。つまり検査を充実させ、隔離施設や自宅待機のサポートを充実させて、社会活動はそれほど抑えないという方向性ですかねぇ。飲食や旅行にしわ寄せするより、家庭内や職場内、学校内の対策に力を入れると。美術館やコンサートなどはあまり規制しないがカラオケなど大声を出すところは規制する。などなど百年一日のだらだらしたマンボー、緊急事態はやめて頂きたいっ!旅行業、飲食店だけ虐めているように見えますが、その上流/下流と経済活動の影響は意外と広いことを認識しませうね。ハレハレ

 

 そうそう、コロナはタダの風邪か、猛毒感染症か?と言う対立も激しさをましてきましたねぇ。コヴィッドはコヴィッドなんだから、その特徴を虚心に捉えて対策を講じるに如かず。決して他の様態にかこつけて実態から離れてはいかんぞなもし。これも良くやりがちな思考傾向です。ども。