10月26日(火)広告屋はイロエロな心理的作用を効果的に使います。

 早朝まで雨残るも、白い雲の多い晴れときどき曇り。11.2℃~20.4℃、61%。6100歩。北風やや強し。

 

 おもすろいの見っけ♪

 秋葉原の駅近にある消火栓の上についている広告看板の文字列がおもすろい♪

 

「みさなん おつれまかでさす。きづまきしたね?

うえを むいるていと なにしから はけっんが あるでものす。

きょうも あたなに いいとこが ありまうよすに」

 

 こりはタイポグリセミア現象というもので、4文字以上の単語の最初と最後の文字さえ同じなら中の文字が入れ替わっても読めてしまう現象です。これは脳が経験によりあらかじめ補正をしてしまうことにより起こります。ですから字を覚えたばかりの児童やこの現象を詳しく知っている専門家には起きないようです。

  人は単語を一つのかたまりとして視覚的に認識します。それで脳が単語を瞬時に予測して、補正して読むことができるのです。文章のリズムを変えないことと、単語の最初と最後の文字は正しいものにすることで、タイポグリセミア現象が発生するそーです。ま、人は見たいものしか見えない現象の一種かな?

 

 んで、ぼくはかだらが疲れたので休もうと思いました。の「かだら」は3文字の単語なのでこの現象には当てはまりませんが、文章の中に埋め込めばちゃんと読めないことはないと。この現象をタイポグリセリン現象と名付けようかな?タハハハ

 

 付録:だいぶ前に大成功した中尾清月堂のどら焼き広告を添付しておきます。

 「みまなさに だじいな おらしせ。
 こたのび なかお せいげどつうが
 ぜたっい に ばれない ように
 どやらき の リニュアール を
 おなこい ました。
※ ちみなに この ぶんしょう の じんゅばん も ばなれい ように いかれえています。」