9月12日(日)鶺鴒鳴。平等即不平等。

 終日曇り。22.8℃~26.9℃、79%。8800歩。湿度高く雨が降りそーで降らなかった。蒸し暑し。

 

 平等とは:実践が極めてむずかすい。

 平等というのは一番難しい概念で、シンプルに捉えると失敗します。いわゆる一つの悪平等というやつですね。景気が悪くなると企業では一律に経費削減などを行います。残業禁止とか費用10%削減とか。総務部門などが主導しますが、良い経営者ならメリハリを付けます。業績が伸びつつありこれから勝負をかける部門はむしろ削減よりか経費を増額します。定常化して手堅い部門には経費を削減させます。全部門平等に一律削減というのは企業体質を弱めてしまいます。

 運動会でみんな手を繋いで一緒にゴールというのも、見ている分には微笑ましいですが、児童のやる気を失わせたりします。冬の被災地で避難所に500人が避難していたところ毛布が300枚しか届かなかったので残りが届くまで配布しなかったとか。これなどは悪平等の極みですね。

 ベトナムなどは一応社会主義ですから平等原理は厳重です。機関の長は必ず男女平等です。トップが女性ならサブは男性、トップが男性ならサブは女性というのがキッチリと守られてます。こー言うのは良い例かな?

 平等に負担するってのも、結果が平等になるのならいいのですが、原因の方を平等にするって案もありますから精密な分析が必要でしょう。平等の実現には複雑なプロセスが必要なんですぅ。それで最初に戻って、いったい何が平等なのか?って定義から始めなくてはならんから、これもまた堂々巡りになります。

 競技の平等ってのが見えやすいですから、まずはこの辺から議論した方がエエでしょう。体重、身長、男女、知能、体力などなど平等に競技を進めるにはどの辺から手を付けましょうかねィ?キッチリやったら各競技がものすごく細分化されそーですぅ。テニスやバスケットボール、バレーボールも身長別クラス分けとか。タハハハ