8月26日(木)夢は量子を駆け巡る。

 晴れときどき曇り。26.6℃~35.7℃、54%。猛暑日再来!野菜や果物は高いがオクラは安い。今が旬かな?

 

 ブームとは:とつぜんブーンと轟き渡って流行りだすこと。

 科学技術業界でも時折ブームが起きます。常温超電導なんてのもそーでしたね。みんな超低温にしなくても超電導が起きるんだっ!と夢中になっ群がりましたが、いくつかの論文を出して、その後はあんまし進展無しと。もっと短くって一瞬で消えたのがSTAP細胞かな?こりも一瞬、お、おー!とか思たですよ。

 量子コンピュータなんかもその類かな?なんて思てましたが、意外としぶとく続いてまふ。超微細な素粒子などの量子状態は扱いにくいから、超低温下の量子状態を利用する方向で開発が進んでます。日本発の量子アニーリングなどを利用した大雑把なのが先行してましたが、今はちゃんと量子ビットを増やして計算しようってな正道?を歩いてまふ。

 でもやはし不安定な量子状態をどーやって安定化させるのか?とエラー訂正などのアーキテクチャーが鍵になるんかな?業界も2年前は300億円くらいの投資額だったのが、今年は3000億円超の投資が見込まれてます。量子並列性を生かすアイデアは、ファインマン博士によって提唱されましたが、それから苦闘40年、ようやく陽の目を見れるのかな?

 基礎的な原理が工学レベルまで落とし込まれれば、あとは意外と早く進展するってのが今までの教訓です。がっ、十里の道は九里を以て半ばと為す例えもこれあるにつけ、おのおの方くれぐれもご油断召さぬように、しっかりと最後の一歩を歩むよう祈念致しまする。情報処理にはそんなにエネルギーは要らないと言ふ例が、我らが脳みそなんですから、量子計算は挑戦しがいのあるターゲットだと確信いたす所存。イザイザ