8月27日(金)自然が数学で出来ているのか、数学が自然から抽出されたのか?

 概ね晴れ、ときどき曇り。26.9℃~34.3℃、59%。今日もあちゅいぞビールが旨い。赤とんぼを見た日。もう山への避暑から戻ってきたのかな?

 オンラインミーティングゥ。今日は海外からの参加者が約2名。コロナ情報などを交換す。オータニサンの噂を聞いたが、東海岸ではそれほど大騒ぎされてないとか。そういえば韓国選手がメジャーで大活躍しても、日本ではニュースにもならないもんね。タハハ

 

 閑話休題:自然界と数学

 自項と一つ前の項を足して次の項とするフィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8,13、21,34、・・・)というのがあって、これはヒマワリの種の並び、マツカサ、パイナップルの表面などの並びに現れます。何らかの発生の仕組みが結果としてこの並びに帰結したものと思われます。植物だけでなくウサギの増え方とか世代増殖にも見て取れます。

 またフラクタル図形というのがあって、これは細部が階層的に自己相似になる図形ですが、これまた自然界によく見られます。マンデルブロー図形などもこの一種でPCで簡単な数式から作れます。しかし細部を辿ると次々に珍しい形が現れ、どこまで行っても尽きないのでこの図形の中を探検する人まで出てきました。

 海岸線を細かく見ると更に同じような形が出てきたり、樹木の枝ぶりをどんどん細部に辿ると葉脈や根まで同じ形をしていたりします。さらに山脈の形や積乱雲の形、大河や稲妻の形、銀河の分布など大小さまざまなフラクタルがあります。身近なところでは人体の血管の分布や肺胞の形、腸内表面の形などもフラクタル構造になっています。これも自然界の隠れた機序が見える形で現れ出でた例の一つです。

 一見ある形に収まってはいるが、その長さや面積が膨大になるという特徴を持っていて、単純だけど奥が深いという自然の造形の妙と言えるでしょう♪数学的に言うと、連続だが至るところ微分不可能なんて身も蓋もない表現になりますが。ジャン