9月21日(金)極微の世界は量子で記述されるが、それをマクロに観測する手段はイロエロとあるのだっ!

 終日雨。16℃〜19℃、100%。かな〜り涼しくなりまひた。上着を羽織る。

 飯田橋方面に進出す。セイガクさん多し!




 量子コンピュータとは:シュレディンガーの猫を飼いならすことなり。

 駅前の理科大にて事情聴取す。この道一筋30年の研究者にその犯意を尋問す。曰く、「もともと原理的には、かなーり前から分かっていたが、際物扱いする者が多く、なかなか日の目を見なかった。このところカナダのヴェンチャーが一部専用機にて犯行に至ったところ、世の強盗がこぞって参入を図っている。」とゲロしました。欧米どころか中国のアリババまで強盗団を組織したとか。日本もうかうかしてると、あっという間に丸裸にされちゃいますぅ。

 現代社会においては、コンピュテーション力つうのが社会のインフラとして、全ての競争力の源泉になってるのは言うまでもない。科学技術ばかりではなく、社会のあらゆる活動の大本であり、軍事力においてもその源泉はコンピュテ―ションなんであーる!こりを疎かにして、いたずらに人からコンクリートへと爆走してるのが現政権だすぅ。そもそも3年先は見据えても、30年先を考える政治家や企業家は皆無だっちゅう情けなさ。これすべて、社会の余裕のなさが原因ですぅ。ショボーン

 そいで、現状を問いただしたるに、量子アニーリング焼きなまし法)を利用した専用機がようやく試作・運用され、今後は汎用機の一番槍競争が激化していると。こりができれば、今まで10年かかった計算が1秒でできちゃうらすいのだ。(ま、組み合わせ最適化などの応用やAIアプリケーションなど、良く効く用途はあるようですが。)日本は、基本原理や要素技術で先行したそーですが、実用化に当たって、北米のヴェンチャー・システムに大敗してしもたと。嗚呼無情。

 微細な領域では、すべて離散的な値を取る粒子と波動の性質を併せ持つ量子からできており、これが重ね合わせやトンネル効果、もつれ合いなどの性質を有すると言ふ。マクロに見れば原発の原理、ブッシツ(粒子)とエネルギー(波)は等価だと同じである。この重ね合わせやトンネル効果、量子ねじれなどをコンピュテーションに利用するのが量子コンピュータなんであーる。量子を波と見れば理解しやすいが、粒子と考えるとなかなか納得でけないのが、常識に根差した我らが感性だすぅ。そこんところを、一旦飲み込んで、ただひたすら信心に徹すると、ようやく見えてくるのが量子コンピュータなんすね。

 原子や素粒子など極微の世界の量子現象をマクロな世界に引き寄せるため、今のところ絶対零度に近い低温での超電導現象を使ってますが、これに費やされる電力を補って余りある計算効率化が図れるのは、量子重ね合わせの効果ですぅ。同時に何百万通りの演算ができちゃうからですねィ。でも量子重ね合わせの効果(コヒーレンス)が持続するのは極短時間(その間膨大な計算が可能だから、計算量で換算すると10ミリ秒が30年に相当すると)で、量子ゆらぎにノイズも入りやすいと。その為、エラー訂正がシステムの死命を制するようでがす。

 応用面についてはイロエロと、オーストラリアから来た兄ちゃんに聞いたので、ほんの一部を書きましたが、コンピュテーション以外では、光子の量子化量子もつれを利用した、完全に盗聴できない通信とかは実用化に入っているとか。こりはまさにはっきりと申し上げて、量子コンピュータによる巨大素数の計算での暗号システムの破壊を救い得る、マッチポンプと言えるでしょう。ま、はっきり言えるのはこの世界は量子ででけてるってことと、その量子効果を利用したアルゴリズムで、ムーアの経験則はもう少し長生きするのかも知れませんね。(半分青い、いや半分分かった段階で備忘す。)