8月13日(金)意識は自己を意識するとは。

 終日しょぼい雨、ときどき止む。24.1℃~20.5℃、91%。夏日でも熱帯夜でもなくなった夏。

 かかりつけ医にヤクを取りに行ったら夏休み中だった。ま、生活習慣病の気休めだから、無くってもいっか。

 豆知識:おもすろい話し聞いた。実は雨の量は夜が多いらすいのだ。その理由は上からも下からも冷やされて、雨雲が上下に厚くなるためですぅ。上は当然太陽が出てないから温度が低くなり、下は熱が放射されて夜は気温が低くなると。熱気と冷気が交わるところに雨雲が生じます。

 

 意識のオーバーフロー理論とは:

 もともとこの物理世界には物凄い量の情報が行き交ってます。マッシブ・データーフローと言ってもエエでしょう。それらをすべて処理していたら脳はとても持ちません。そこで情報の大部分は掛け流すけど、ポイント(概要?)だけは押さえたいっつう願望が沸き起こりまふ。それがクオリアの立ち上がりなんだと。そのためには何が重要かっつう志向性が必要になりまふ。即ち意識の現象学的な志向性ですね。それを元に記憶が形作られると。そして行動自体も200余の筋肉すべてを一々制御するわけにいかないから、イメージでコントロールします。「ビュっと来た球を、カッと打つ(長嶋さん)」みたいなもんかな?「障害物競走で飛ぶときはそこにある襖を蹴破るように跳ぶ(為末さん)」とか。

 クオリア(感覚質?)とは何か。それは意識が外界を識別するなんらかの機能です。機序はよく分かっていないが、脳が外界の情報を圧縮して捉える仕組みと言ってもエエでしょう。例えば新聞紙一面にツの字が敷き詰められていて、一つだけシの字を見つける課題で、それに赤い色が着いていたら一発で見つけれます。このような外部世界の効率的な把握としてクオリアが発達してきたのではあるまいか?つうことはあらゆる生物はクオリアを持っているという仮説が成り立ちうる。証明はできませんけどね。テヘッ

 ま、イロエロな機能的仮説は立てれますが、脳内の分散処理をメタ認知して統合する脳の中の小人こそが自己なんだけど、それは永遠に見つからないような気がします。なにしろとてもハードなプロブレムなんすから。ショボーン