6月30日(水)夏越大祓。セントラルドグマとmRNA.

 終日曇り、夕方一時煙雨。18.4℃~23.1℃、78%。本日気温冷涼(外)なれど蒸し暑し(室内)。

 今日は氏神様に詣でて、茅の輪くぐりで厄落とし。

 

 豆知識:cellとは。

 細胞のことであーる♪細胞は生物の基本単位、最小単位と思われているがそれ自体が一つの宇宙のように広大なんであーる。細胞の中には核というところがあって、その中に遺伝情報を担うDNAがありまふ。そのDNAの中で今必要な部分がコピーされて(転写)mRNAメッセンジャーRNA)つうのになって核の外に出て、mRNAのコードに沿ってリボソームという工場で所定のたんぱく質が作られます(翻訳)。これを生物学のセントラルドグマ(中心教義)と言ふ。

 つうとこまでは一通り理解するんですが、実は量的なものの感覚が思ったよりも膨大なんすね。一つの細胞の中にはリボソームというたんぱく質合成工場が1千万個いじょうもあって、イロエロなたんぱく質を作ってますのじゃ。すなわち細胞の中でさえ一つの大宇宙に等しいと。それが何十兆と集まって一つの生体ができてまふ。

 今回のmRNA型ワクチンは、細胞の外からスパイク蛋白をコードしたmRNAを供給して、スパイク蛋白を細胞内で作らせるんす。ですから自分でコロナのスパイク蛋白という抗原を作ってしまうんす。それが細胞の外に染み出てきて、免疫システムにより自分でコロナの免疫抗体を作っちまうんすね。

 言われてみれば簡単ですが、今後新しいウィルスが出てきたときに、細胞内に残ったスパイク蛋白がどのような働きをすのかっちゅうところがまだ分からないので、一抹の不安が残ると。でも将来の分からない可能性よりも、今ここにある感染リスクの方を軽減しようということで世界中が使ってますが、人類の性向により全員がワクチンを打たないから、仮に将来の新型ウィルスにより致命的な副作用が現れても、今現在ワクチンを打たないで偏屈者とゆわれてる何割かの人は助かるでせう。あらゆる生物は、このようにして進化してきたのですから、ワクチンを打たない者を非難してはなりません。かな?