うす曇りのち晴れ。１℃〜８℃。一応暦の上でも一番さぶい季節に入りました。スズメたちがぷっくり膨らんで雑草の落ち穂をついばんでまふ。
2万円で遺伝子検査がでける時代になったぞなもし：
APOE（アポリポ蛋白質E）の遺伝子多形のうち第４タイプを持つ者は７０歳の時点で約半数がアルツハイマーを発症すると言われまふ。遺伝子検査でこういう情報が早く分かった方がイイでしょうか？また未だに治療法のない致死的遺伝子疾患についてはどうでしょうか？父母との遺伝的な繋がりの確度についてはどーでせう？またイロエロな疾患の罹りやすさや薬の効き具合も遺伝子で分かると言います。感覚のばらつきなども分かるようになってきました。味覚や嗅覚も遺伝子により決まります。痛みの具合いも遺伝子に関係あるようです。
技術的には色々なことができるようになってきましたが、さて諸君はどこまで知りたいですか？洗いざらい全部知りたいという勇者は稀でしょうね。ぼく？ぼくなら不治の遺伝病以外なら全部知りたいですね。近年、遺伝子万能説から環境因子（生活習慣、運動、食物、ストレスなど）が遺伝子の発現に大きく影響していることが分かってきました（エピジェネティクス）。いつもニコニコ笑いながら有酸素運動していればたいていの疾患は撃退でけるぞよ！といふ健康オタクも増えてきますた。己（DNA)を知り、敵（病気）を知れば百戦（百歳まで）危うからず。ｶｯｶｶｶ
寒ブリを食ってたら、カンブリア大爆発ってのを思い出しただ。5億年以上前のカンブリア紀に突然イロエロな形をした生物が大発生したことを爆発と称した。多細胞生物が目と口を獲得し、食って食われる大競争が種の多様性をもたらしたと言われまふ。図鑑を見ると、SFのような面白生物が満載！生物にはこうでなきゃイケナイってのはナインすねィ。
