6月8日(火)ちょっつブラック玉虫♪

 白っぽい快晴のち薄曇り。18.8℃~31.4℃、36%。6600歩。都心では今年初の真夏日。あちゅいですぅ。

 

 与党と野党:その差は想像より極めて大きい。

 この違いは通常与党が国会を支配し、国会の多数決により総理大臣を指名して内閣を組織し行政に携わることにより生じます。しかし行政権を握るということは、立法権よりも時に大きな権限となります。立法は通常の審議を経て白日の下に晒されますが、行政は有象無象が寄ってきて利権構造が生まれるからです。自民が下野した期間は地獄だったとベーアーさんも仰ってましたが、それは誰も寄って来なくなり利権が生まれなかったからです。もう少し自民の下野期間が長かったら自民は自然瓦解(スポンテーニアス・ブレイキング)してたかも?

 そして自民が再び政権復帰したら、たちまち昔の利権構造を取り戻して、しかもそれを強固に固めたから政権が長続きしたとも言えるデス。いわゆる一つの業界との癒着ですね。こりはあらゆる業界に及んでおりますが、通常はあまり表に出てきません。たまに権力に驕ったばか者が傍若無人な振る舞いをして表沙汰になることはありますが、司法も権力に忖度してあまり大きな罪になりません。

 ところがコロナ禍の異常事態では、これら癒着が巧まずして表沙汰になりつつあります。一つはコロナ対応のシステム構築の電通中抜きです。これはそのディジタルシステムがあまりにお粗末だったから表沙汰になりまひた。もう一つはオリンピック支援のボランティア派遣中抜きです。これは竹中カンパニーの仕業ですが、内部告発があり中抜きのあまりの多額さにみなさんお口があんぐり!何事もやりすぎはいけませんねぇ。

 つうことで何にもいいことが無さげなコロナ禍やオリンピック強行にも、潜んでいた悪辣な利権構造を白日の下に晒すと言ふ、塞翁が馬的ないいことも少しはあったということでしょうか?これで政権交代に弾みがついてくれればいいのですが、忘れやすい国民性ではオリンピックが始まってアスリートたちが活躍すれば、アッという間に忘れ去られるのは目に見えるようです。タハッ