5月7日(金)コロナとオリンピック。

 曇り、午後から小雨ぱらぱら。15.4℃~20.5℃、64%。

 コロナ緊急事態宣言は月末まで延期の見込み、つられてIOCバッハ会長の来日も延期か?ワシントンポスト紙も同会長を「ぼったくり男爵」などと酷評す。オリンピックもだんだん怪しくなってきましたよっと。

 

 オリンピックは参加することに意義がある

 むかしオリンピックが各国の国威発揚としてメダル獲得競争のようになったとき、よく掲題の文言が囁かれましただ。「別にメダルなんか取れなくてもベストを尽くして戦う姿が感動を呼ぶんだ!」とか。でも国の金使って参加してるのにそれは無いだろう、と言うような意見もあったことは確かです。それからプロの人がどんどん参加してくると、もう参加だけでは意義になりません。

 しかして現今、「オリンピックは開催することに意義がある」と言う論調で、トップはコロナ下でも中々止めようとは言えないふいんきです。でも下々は早くなんとかコロナ感染を押さえ込む方が先だっちゅうふいんきが盛り上がってきて、「オリンピックよりコロナ制圧が先だっ」ちゅう署名が盛り上がってきますただ。本来なら国民の熱狂の内に執り行われる全国の聖火リレーも、なんだか日陰者みたいにコソコソやってて少しも盛り上がりません。いやむしろ盛り下げている状態です。

 つうことでオリムピックを開催できる状況ではないのに、無理して変な形で開催するのはかえってオリムピックの意義を貶めているのではなかろーか?世界中の一流のアスリートが集って、真剣勝負するのは誰でもみたいですが、コロナがおさまっていない状況下で、無観客でこそこそ開催しても、アスリートも観客も国も誰もかも意義を見出せないのではないでしょうか?決断の時迫る!