10月6日(火)更待月。大きなものと小さな人間。

 雲の多い晴れ、夕方から曇り。19℃~25℃、43%。11000歩。ハギとかツユクサとかの素朴な草花にも趣があります♪朗報ありて一人餡蜜を食す。

 

 大きなものと一体化する志向とは:

 自分に自信があって精神的にも自律出来る人は孤立していても自足できます。自分に自信がない人は、より大きなものに依存することにより精神の安定を図ろうとします。自分より大きなものにもイロエロあります。家族から会社などの組織、ローカル文化や国家、人類までだんだん大きくなりますね。

 大きな人は自分を保ったまま他者と付き合い共存できますが、小さな人は大きなものに隷属します。隷属とは思考停止して権威をただただ崇めることです。それはそれで安易で楽な生き方ですが、大きなものが間違うと大きな災厄に襲われます。

 民主主義を多数決だと単純に解釈して、多勢につけば安心できます。いわゆる翼賛ですね。しかし、多数に支持されている指導者が良い指導者かは分かりません。東条さんも国民から熱狂的に支持されていたこともあります。その頃生まれた赤ちゃんにヒデキ(漢字は色々)という名前が多いのも、彼にあやかるためです。ヒトラーさんだってムッソリーニさんだって、国民から熱狂的に愛された時期があります。民主主義ではこのような災厄から逃れる得る術はないんですね、実際のところ。

 政治に正解は無い!としたら、このような事態は自業自得として放置しても良いのでしょうか?人間(じんかん=世間のこと)すべて塞翁が馬としたら、禍福はあざなえる縄のようなもの。寄せては返す波のように災厄と平和は繰り返すのか?世の実相を顧みればそのような気もする秋の夜。(菅さんの支持率70%に接して考えること)