4月21日(火)自己責任な世界とは。抗体検査が完璧じゃないからやらないということではない。

 薄曇りときどき薄晴れ。9℃~19℃、66%。まだまだ一日の気温差が大きい時節、お体を大切に。

 街を歩くと美しいツツジが満開で目を楽しませてくれます。もう少し経つとボタンが満開かな♪

 

 

 びっくりして備忘す:芸術はパンよりも軽し。

 「アーティストは必要不可欠であるばかりではなく、生命維持に必要なのです。特に今のような時期には。」(by ドイツ文化相)

 文化・芸術関係者に6兆円の支援(ドイツ) VS 6億円支出?(日本)。な、な、なんと文化・芸術に1万分の1の重さしか感じないんかい日本は!日本の芸術は「豊かな暮らしには必要だが、非常時には不要不急なもの」との位置づけで、ドイツとは大きく掛け離れていることが良く分かる事例です。ザンネン

 

 

 抗体検査とは:

 世界ではもうコロナ検査の次のステップに進んでいます。日本では未だにPCR検査でフーフー言っているというのにね。抗体検査は既にコロナに感染したかどーかの判定に使われます。無症状の感染者が25%~50%もいると言われる新型コロナ感染の実態を掴むには、必須の検査となります。欧米では既にいくつかのトライアルが始められました。

 スタンフォード大学カリフォルニア州の3000人をサンプルして実施した抗体検査では既に人口の2.5%~4.2%の抗体保持者(既感染者)がいたと検定される。これはPCR陽性判明者の50倍~85倍に相当する。カリフォルニアは日本と同じくあまりPCR検査をしていないところだから、これを日本に当てはめると1万人x50倍としても、既に50万人は感染していることになる。今後ニューヨークやドイツなどでも抗体の統計的サンプル調査が実施される予定とか。

 このように推定感染者が50倍にもなると、致死率はその割合で下がるから、インフルエンザと同じく0.1%くらいに下がるかもしれませんね。コロナはまだ分かっていないことも多いですから、抗体保持が次の罹患の免疫になるかは分かりません。つうことはワクチンも効かないケースがでるということですから、集団免疫にも陰りが出ると。感染の広がりによって、今後イロエロなデータが積み上がりより詳細な新型コロナウィルスの実態が解明されるっつうのも、ひとつの裏腹でやんすねぇ。どもども。