2月29日(土)おまけの1日。時間はあるのか?はたまた無いのんか?

 白っぽい晴れ、午後から雲出る。5℃~14℃、48%。かっふん多し。

 

 時間とは:

 認識の枠組みとカントはいうが、これは虫たちにも適用されるのであろうか?ユクスキュルによると、時間を感じる長短も環世界の特徴で、ゆっくりとした長~い時間を認識できるものもいれば、ハチドリの羽ばたきのような素早い動きを認識できるものもいるという。もし地球が生き物(ガイア仮説)なら大陸移動も認識できるんだろうね?

 脳を損傷した脳科学者が自己分析したところでは、脳が壊れていくと空間も時間も溶け出して世界と一体になり、至福を感じるというから、時空が認識形式だという傍証にはなります。時間も認識主体の脳の構造によって流れる速さも変わるようです。危急存亡のケースでは、周囲の動きがスローモーションのように見えるというのも、脳の動作モードが変わるからかな?科学的時間は日時計や砂時計または機械仕掛けの時計などで空間化して(横から見て)認識しますが、ほんとの時間は自分が感じて縦から見ないと分からないものなんす。

 人間の感覚から言えば、ミレニアム(1000年紀)なんて歴史時間はすっげー永く思えます。普通の生活感覚では10年でも永いです。それが永くても10回繰り返して寿命が来ると。それがまた10回繰り返して1000年となります。それでイヌが狩猟の友として家畜化されたのが3万年以上前で、ネコが勝手に人家に住み着いたのは穀物備蓄が始まってネズミが増えたエジプトで5000年くらい前だと言ふ。このような短期間(進化的には)でも人為選択で物凄く形質が変化しました。牛みたいな犬からコーヒーカップに入りそうな犬までみんな同じ種です。

 そしてこの1万年が1万回繰り返すと1億年になります。このように膨大な時間の流れの中では、ほんのちょとした進化圧(選択圧)でもイロエロな形質(形態や性質)が可能だと思いませんか?こういう不思議さが生物の擬態(タコやカマキリなど)や共生、寄生に現れていて、興味が尽きませんです。ハイ

 生命38億年の進化を辿れば、ウィルスなんつうのはずーっと寄生して生きてる(活性化してる?)んすから、しぶといのは当たり前かも知れません。ズッシーン