1月5日(日)どうか地震や噴火が少ない年でありますように。

 快晴!1℃~10℃、35%。北寄りの風やや強し。

 気が付かなかったが、昨夜は初雪が降ったような。今日は終日富士山が良く見えました。夕焼けのグラデーションがとても綺麗ですぅ♪

 

 

 予知はよちよち歩き:

 地震とか噴火とかのカタストロフィックな現象は、予知が非常に難しいです。(統計的な大数の法則的には)数少ない母集団で、ごく大雑把な予測ができるだけで、日時の予測など不可能と言ってもええでしょう。

 今後30年間で70%の確率で起きる!なんて単に不安を増幅するだけでとても予測とは言えないですよね。国家が予算措置できる精度ではないし、企業がそれを頼りに対策事業を強化するわけにもいかないし、センシティヴな個人が、災害対策グッヅを積み上げるくらいの効果しかありません。でも個人の心には暗然たる不安が積み重なっていきます。

 割り箸にストレスをかけて曲げていくと、だんだん撓っていき、いつかはポッキっと折れますが、それが何時かは分かりません。カタストロフィックな現象は線形でもなく方程式で記述もできないからです。ということで予知研究をしている人はとても大変だと思います。でも5年後の確率とか10年後の確率を言う人があまりいないのは、当たるにせよ外れるにせよ、自分が退官した後なら自分に影響が少ないと思てるのかな?そしてある期間に起きると予測した場合、その期間が終わる頃は、是非起こってくれなどと思うのかな?自分が生涯かけた学問的な成果か、人々の安全か?板挟みに遭うのかな?

 そんなブラックな妄想が巻き起こるのも、そのむかし半導体の信頼性基準を決める官庁の人が30年持てばイイ!というのは自分がその頃は退官していないからだっつうような話を思い出したからなり。どもども。