10月6日(木)人の一寸我が一尺(自分はさておき人の欠点ばっかし指摘する人)。

 終日寒雨しょぼしょぼ、よる止む。15.0℃~11.6℃、84%~97%。北寄りの風やや強し。昼間は12度前後と師走の気温!ブルブル

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は3580人で前週より29%の減少、重症者は40人、死亡9人でした。

 

 一寸とは:3.03cmなり。

 「一寸の虫にも5分の魂」とか言いますよね。どんなに小さくて弱いものでも侮ってはなりません。どんなものでも誇りや意地を持ってますから、侮ると痛い目を見ますよっ、つう教訓ですね。「ウサギと亀」の童話じゃありませんが、相手を侮って失敗した例は枚挙にいとまがありませぬ。

 五分繋がりで言えば「盗人にも5分の理」というのがありまふ。ホントは3分ですがカーネギーは5分と言いました。どんな人にもそれなりの理由があるから決めつけてはいけないということでしょうか?原本の「盗人にも3分の理」を現代風に解釈すれば、どんなに理不尽なことでもその気になれば理屈は付いてしまうということかな?

 霞が関、永田町あたりに行くと「政界一寸先は闇」などという格言が囁かれます。「政治は可能性の芸術」ともいいますが、可能性が突発しすぎて少し先のことでも予想できないということなのでしょうか?こりは人間が絡んでいるからですね。月の運行はかなり詳しく予測できるのに、人の心は豹変しますからね。極端に言えば、どんな約束も下駄をはくまではわっかりませーん。

 ま、先が見えないのは政治だけではなく人間がかかわるすべての出来事に共通する現象ですが。いやいや人間関係ではなく、この世界のすべての事象は、地震でも雷でも火山の爆発でも、「一寸先は闇」なんすね実は。昔、機械論的宇宙観が盛んな頃「全ての初期状態を与えよ。さすれば全ての未来は計算できるであろう。」なっんて言った人がいたような?そもそも前提自体が無理なんすが、実際の計算自体も無思想ですね。

 「一寸(ちょっと)、一寸(ちょっと)、一杯やっていかないかい♪」くらいが丁度いいようで。あ、こりゃまたすんずれいすますたあああ♪どもども。