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言葉と思考：ことばですべてが記述できるなら、AIは人間になれるのか？
ことばが無くても思考ができるのか？これは既にことばを知ってしまった者からみると、かなーり困難な命題である。我々の経験はことばで記憶に定着される。このときことばが被さって、自分の本当の経験が見えなくなることもある。ことばが一種の障害物として作用するのである。語りえないものについては、口をつぐまねばならない（ヴィトくん）。すかす、ものごとをことばや概念を通さずに直観で把握したことも、またことばで語ろうとする矛盾。エピソードではない記憶、感動や驚きなどは絵画や音楽で直接銘記される。これは直感である。言葉がなければ思考もない、という命題は複雑な推理などを例に取れば、正しいようにも思える。理性や論理はロゴス（言葉）と同じ語源なんですぅ。言葉がなければ時間もないのか？これは瞬間記憶能力に優れたチンプなどを観察すると、彼らは今ここ（現在）だけに住んでいるようなキもする。ゴリラのココちゃんは、手話で1000語を操ったというから、これらの考察は必ずしも正しくないかもしれませんね。ｱﾊﾊﾊ
ことばしか表現手段のない哲学で、ことばの限界を語るディレンマもここに存する。
