9月19日(木)美術館にてこころを癒す。

 羊雲の秋晴れ♪17℃~28℃、50%。爽やかな一日。スウィミングだん。

 

 芸術の秋:

 久しぶりに東京都現代美術館(MOT)を訪れた。常設展では「ただいま、はじめまして」の第2期をやっていて、休館中に収蔵した400点の内、若手の作品(2010年代の制作されたもの)が展示されてました。もちろん当館の目玉、ロイ・リヒテンシュタイン<ヘアリボンの少女>や宮島達夫のディジタルカウンターを使った作品も展示されてます。前者はアメリカン・コミックを独特の技法でアートに昇華させたもの、後者は変化し続け関係を結ぶ永遠の時間を表現しています。宮島作品は前に根津の風呂屋跡でやったのも見たけど、その前に立って30分も見ていると、人生のイロエロな出来事を思い出させてくれます。

 一方、若手では21歳で夭折しちまった中園孔二の作品が詩的な中にも荒々しさを感じさせインパクトがありました。毛利悠子、文谷有佳里、五月女哲平、南川史門、今井俊介など新しい感性を感じさせる若手作家の作品が多数展示されてて嬉しかったですぅ。

 もっと頻繁に芸術に接しないと、感性がだんだん干からびてくる悪寒がして、反省しきりなり。同時期開催で「あそびのじかん」という大人も子供も楽しめる展示もやってるので、今度見に行こうと思いました。

 「美」とは何か?それはある種の価値観であろうか。いやいや、価値観の大本を形作っている何かなのでしょうね。どもども。