7月31日(水)霧中において夢中で生きるとは。文月も今日でお仕舞い。

 白っぽい快晴!27℃~35℃、66%。都心でも。もうちょいで猛暑日

 

 

 何事もやり過ぎはいけません:

 社会でも経済でもバランスというのが大切なのは論を俟たない。ある方向に振れ過ぎると、必ずその反対方向に振れ戻しがあるからであーる。そういう意味では社会も禍福あざなえる塞翁が馬なんであーる。

 民主党政権の頃、コンクリから人へと称して、福祉的な支出が増大した。でも財源などで官僚の反発を生み、造反されました。いいこと言いすぎてたマニフェストの大半が実現されずに、人々の反感を買いました。

 それで自滅したあとに、現在の日本会議を核とする極右政権ができて、現在に至ると。それでやっぱしヒトからコンクリだね、と揺り戻してアソーさんはうはうは♪大企業や金持ち優遇税制で、お金は使わないところに溜まって実質経済は停滞という惨状。ついでに実質賃金も低下して、貧しいものはより貧しく、富めるものはより富むという格差拡大の副作用付です。

 大企業も社会の公器という立場をかなぐり捨てて、賃上げを抑え続けてきた結果、国内需要は低迷しっぱなし。これは組合の力が弱体化していることとも関連しています。官製株価維持や不動産のプチバブル、非難されながらの輸出で辛うじて均衡は保ってますが、タイトロープ上にあるのは周知の事実です。いつ化けの皮が剥がれるのか、みんな冷や冷や。アベノミクス万歳など、いつの間にか誰も言わなくなりまひた。

 でも、結局は経済も福祉も破たんした後になって、初めて再出発の機運が生まれるんでしょうね。ちょと悲しいけど、先を見据えての改革ではなくして、アメーバみたいに刺激に応じて動くのが精いっぱいな歴史があるしね。でも、歴史的に見て、どん底に落ちた後の反発力には見るべきものがあるから、今は人への投資の時期だと思います。少しは先を見て身構えてれば、多少ショックもやわらぐでしょう。ども。