蒙気晴れときどき曇り。26℃~35℃、63%。東京は今年初の猛暑日。プールだん。
新聞記者とは:なんとか立ち直ってほすいだす。
物凄く久しぶりに映画を見た。アンタッチャブルズならぬデタッチト・ウォッチドッグ@「新聞記者」ですぅ。田中哲司演じる内調の幹部がいい味出してました。でもこんなのがホントにいたら怖いですねぇ。政権安定化の為に、国内のあらゆる工作を担当しています。スキャンダルねつ造からネット工作まで。反政権と見なしたら、その人の瑕疵を洗い出して脅すとか、まるでやくざみたいですぅ。ソ連やナチスの秘密警察並の工作を担当し、良心的な官僚は自殺に追い込まれます。
現代の日本は、かなーりこんな状況に近づいていると印象操作させる内容です。でも、表面に現れた現象だけでも、この映画が描く内容と五十歩百歩。その手口の汚さには、ほんとに辟易させられます。でも、こんな映画が上映されてるうちはまだ益しだと言う意見もありますが、安心してると「ゆでガエル現象」に嵌ってしまうかも。一旦大勢が決まってしまうと、勇者はただ磨り潰されるがまま、という歴史もあるから今が分水嶺かも知れませんねぇ。でも、家族を人質に取られると弱いよね。これは最悪兵器よりも悪どいと思います。
ま、アングラではなく一般劇場でけっこう当たってるというから、日本もあながち捨てたもんじゃあーりまへん。ども。