10月12日(水)素人の素人による素人のための経済談義。

 終日曇り、一時ぽつぽつ。17.4℃~20.0℃、62%。2500歩。気温は低め安定。

 今日のCOVID状況:都の新規感染者数は4790人で前週に比べて18%の増加、重症者は39人、死亡5人でした。3連休の検査不足の影響で揺り戻し少し増加した。

 

 円安とは日本の国力の衰退か?

 昔は輸出企業を押し上げるとして円安が推奨されますた。自動車、電機、通信、半導体などがその都度貿易不均衡問題を引き起こしながら成長しますた。すかす円の価値とは本来その国の経済の力を示すものです。円が安くなると海外の輸入物が割高になり、国内物価を押し上げます。グローバル金融システムの元では金利が貨幣の力の元であり、低金利、マイナス金利下ではその通貨は安くなります。ではなぜ金利を上げれないのか?そりは金利を上げるとバブルが破裂するからです。人為的に金をばら撒いて株価、債券、不動産を押し上げていたのが、金利を上げると一気に萎んでしまうんすね。まずは株価の大暴落でしょうか?そーすると政府が手を出していた年金基金とか企業の年金基金に大穴が開いて、福祉が崩壊します。老人たちが騒ぎだして政権は崩壊します。だから日銀は過去の愚策に囚われて、口先介入さえできません。これはアベノミクスの桎梏と言ってもええでしょう。厚化粧を落としたらその素顔は皺くちゃだったという現実に直面するには、相当の勇気が必要です。でも、いつかは現実に直面しないわけには行きません。元々超高齢化は経済社会の活性を落としているのですから、それに合わせてマイルドに着地すればいいのに、化粧に化粧を重ねて現実から目を背けた報いですね。いや政府だけではなくして、国民全体の一億総バカの壁ですただ。元来グローバル資本主義は大量の貧乏層を必要とします。低賃金とその日暮らしで収入が支出に直結する層ですね。最初は国内での格差を利用して、貧乏地域を搾取しまふ。そこがサチると移民でそこを補うと。欧米のモデルは低賃金の移民労働で持ってます。移民が無くなれば成長は直ちにストップします。円安は日本の移民労働者の賃金を実質で4割以上削りますから、今後は減少の一途を辿るでしょう。超高齢化と移民減少により日本の衰退はますます進むでしょう。ですから、もうこの辺で「成長の夢」から醒めて、冷酷な現実を直視し、マイルドな着地戦略を取るべきではないでしょうか?そうすれば前大戦の全土焼け野原から、少しは良いポジションに着地でけるかも。いじょ、拙い経済知識で自分の感想をのべてみますた。どもども。こりゃまたすんずれい。ども。