12月15日(金)師走のストレスを笑いに変えるとは。

 概ね曇り。3℃〜8℃、43%。久々にプールだん。ちかりたぁ〜。・・・新宿方面に進出す♪




 役に立たないとは:偏見、差別、虐待の連鎖。

 これはもう文脈依存の価値観の典型でやんすねぇ。狩猟漁労をやってた時代では上手く獲物を獲れない者は役立たずです。農業・牧畜の時代では協力して集団行動が取れない者は役立たず!すかす、その頃に何にも作らないとされ役立たずな商人は、今では経済の立役者になりました。戦争の時代では強健な者しか役に立たないと。


 近年、世界的規模で「役に立たない者」排斥の傾向が顕著になってます。どんな障害者でも、その人を愛する者にとっては掛けがえのない人です。歴史は繰り返すと言う例では、ナチス勃興期を思い起こさせます。ナチスによる精神障碍者安楽死(殺害)は当時の精神科医の同意のもとで行われました。これは社会的ダーウィニズム優生学の隆盛に基づき、1920年代から始まったと。

 この間引きは精神障碍者から瞬く間に、身体障碍者や犯罪者に拡がり、更に傷痍兵や反政府主義者に敷衍し、最後は劣等とされた民族(ユダヤ人など)のホロコーストに至りました。これら全ては”役に立たない”と見做した者、弱者の切り捨てから始まったんであーるっ!

 現今の日本を見るにつけ、正に1920年代のナチス台頭期のようで、真に心許ないでござるよ。障害者の大量殺人を始め、老人抹殺、幼児虐待、生活保護減額などなど、まさに貧すれば鈍すの様相!この30年間経済成長をしていない付けなのかっ?ワイマール後のドイツも莫大な賠償金で首が回らなくなって、弱者切り捨てが始まったからねィ。ドッスーン



 いくら寿命がのび太クンとは言え、100歳の生涯で前後の20年(前後の10年でもエエよ)は殆んど社会的には役に立たないと言えるでしょう。人間つうのは、役に立たない者から始まり、役に立たなくなって終わると。老年とは障害者になる過程であると言ったゆった医者も居ました。即ち、役に立たない者を否定することは、自分の出生も自分の最後をも否定することなんです。ホントに社会の役に立っている者は、幼児も老人も否定しません。真に可哀そうなことではありますが、自分は役に立っていないと潜在意識で感じている者こそが、逆説的に、役に立たないとする人を虐待するんですねぇ。こういう意味では、アベさんやアソーさん、スガさんが可哀そうになることもあります。結構バカにされてたんじゃアルマイト?どもども。