7月22日(月)漂白はすべてを覆い隠します。善悪の彼岸。

 靄曇り、夜ときどき少雨。22℃~24℃、92%。

 

 漂白社会の考察:

 ビーテレ見てたら軒並み「吉本問題」をやってます。こんなのが公共の電波を賑わす問題かよ?とは思われますが、これが我が国の現状だから仕方がなーい。ども。

 考えて見れば、意外と社会の現実を映し出しているのかも知れませんねぇ。平成の人は知らないかもし得ませんが、昔はやくざが芸能界を仕切っていたのは周知の事実でした。美空ひばり山口組三代目に孫のように可愛がられてたし、興行を仕切るのは筋もんだったし、安藤組の愚連隊そのものがタレントになった例もありまふ。むかしの極道は芸能界、香具師、賭場の仕切り、揉め事の仲裁など強面で生きてたのは確かですが、素人さんに迷惑を掛けてはいか~ん!とかシャブに手を出してはいか~ん!とか、比較的節度は持ってました。

 すかす、転落のスパイラルが恥待ったのが、社会浄化の掛け声で締め付けが強くなったのがきっかけかも。しのぎがきつくなると素人さんに迷惑を掛ける事例が多くなり、それに反発して世論が厳しくなり、さらにアクドイことに手を染めるようになるという悪のスパイラル。今ではもう素人さんどころか、社会にも迷惑を掛けねば生きられない存在となりました。

 それでも昔からのしがらみで、その存在が色濃く残っているのが芸能界と政界なんですぅ。つうことで、今回は価値判断せずに、たんたんと社会漂白化の経緯をたどってみました。ジャンジャン