7月22日(月)選挙経緯についての深夜のつぶやき。

 概ね曇り、午後少し雨かな?25℃~29℃、75%かな?

 

 

 メディアの陥穽:零時10分に備忘す。

 今回の選挙を見て一番感じたのは、マスメディアの因襲でした。国民のためというよりは、保身のための官邸寄りがより鮮明になりました。同時にこの期間に吉本芸人の扱いに対するTV各局の事務所寄りの姿勢が何に起因するのかという構造の一部(10社が吉本の株主になっている)が明らかになりました。ここから類推するに、吉本の更に上の権力である官邸にどれくらい肝(タマキン?)を握られているのかが、垣間見えます。

 メディアの因襲の一つは、特ダネとか特オチという価値観です。こりは如何に早くネタを記事にするのかという争いで、他社をヌイて記事にできればそれが得ダネになり、他社に抜かれて記事にできなければ特オチということになります。これは「人が犬を噛んだらニュースになる」と言うくらいの迷妄です!なんらニュースとしての有効性や価値がありません。

 本当に価値のあるニュースというのは、他社が掘り出し得なかった社会にとって重要な事実(真実とはいわないけどね)を、他社に先駆けて掘り出すことなんすよ。明日になれば誰でも分かるようなことで争ってなんとする!どアフォめ!時の権力が必死になって隠したがる闇を、じっくりと暴き出すのが真の特ダネと言えるでしょう。

 なぜなら、それが長期的に見て真に国や国民のためになることですから。昼の光を浴び時間がたてば融解してしまう特ダネより、放っておけば永遠の闇に閉ざされてしまう悪を暴き出す方が、真の特ダネだと考える所以です。勿論、ちゃんと裏を取って感情に流されないことが一番重要ですが、これがあらゆる人にとって一番難しいことだと感じております。

 「正論(雑誌?)」が極右に独占されてしまった今、まともな意見(そんなものあんの?)を如何に形成するかというのは、論壇においても喫緊の課題といえるでしょう。あんまし上から目線にならず、日々呻吟して生活している市井(しい?)の民といかに共感できるかが、今後の鍵となるでしょう。どもども。