6月22日(土)夏至でげす。言語も道具なのん?

 概ね曇り、ときどきパラパラ。22℃~25℃、76%。

 今日は南中点が最も高く、昼の時間が一番長い日なんすね。でも日の出が最も早いのは数日前、日の入りが最も遅いのは数日後とすこ~しズレてまふ。猛暑は8月が多いから、いずれにしろ夏の感覚からは程遠いと言えるでしょう。でも、むっしむし。カビやダニには注意のことよ。ども。

 

 

 道具とは:

 人が外界と関わるときに、自己の能力を拡張するものと言へるのかな?棍棒だと手の延長、車は足の能力アップとか。身体機能を拡張するものはこれ以外でも、例えば視力を拡張する顕微鏡や望遠鏡、聴力を拡張する補聴器などもありまふ。精神機能の拡大については、計算を高速で行うコンピュータなんかがありまふよ。

 つうような視点から、「言語」は人間の認識能力を強化するものと言えるです。ボーっと生きてたら、世界というのはまったりとした連続体なんすね。山も丘も平野もありません。単なるデコボコのある地形に過ぎません。この連続した地形を、山、岡、平地に分節して際立たせ、それぞれに記号を付けたのが言語なんすね。この分節が細かくなるほど、人間は世界をより詳細に掴み得ると。つうような意味では、顕微鏡とおんなじようなものかな?

 でもその過程で掴みそこなうものも沢山ありますから、顕微鏡と同じで全体像とか、範囲外の世界とかが分からなくなったりしまふ。ゾヨゾヨ  それに、道具を使うと生身の筋肉が弱って行くように、言葉によって新鮮な感受性が損なわれることもあります。景色を写真に撮ったり、文字で記述したりして感動を外部化すると、却って生の感動が残らなかったりするそーです。

 でも宇宙船なんつう道具を使うと、生身ではとてもできなかった宇宙旅行も夢ではありません。言葉も上手く使えば無限の彼方に飛んでいけるかもね。ホイホイ

 

 結局、道具に使われるのか、はたまた道具を使うのか?っつうのは、人間次第ということなんすね。時折PCとかスマフォとかの道具に使われて、ヘトヘトになってる人を見かけますから、諸君も十分注意のことよ。ジャン