玉虫備忘録：
概ね曇り。0℃～5℃、48%。さぶいですぅ。終日閑居して不善をなす。
普通（普通ってなんだ？）、独立記念日や解放記念日、はたまた革命記念日なんかが建国記念日になるんですが、日本のばやいは国民国家がでけた明治維新ではなくして、神話の神武天皇即位の日にしたから「の」を入れたんだと。明治維新は革命ではなくして、紀元前から続く皇統に復帰しただけだから、建国には当たらないという理由で神武まで遡ってしもたと。何しろ神話時代だから建国の月日はハッキリしない。それで旧暦の1月1日を紀元節にしたんだと。それを引き継いで昭和41年に制定したんだが、「建国した日ではなく、建国という事実を記念する」ので建国記念「の」日になりました。まだまだ明治は続いてますねィ。
人類の今後とは：
一時、未来学つうのが流行りましたが、最近はちと廃れ気味。あんまし良い未来像が描けなかったからですね。１．このまま核軍縮が進まないと戦争で絶滅の危機は残るし、２、戦争で滅びなくても、地球環境破壊や資源の枯渇でホロン部か、３．なんとか科学技術のイノヴェーションでこれらを克服できたとしても、世界の支配は人工知能（AI)に握られて、人間はAIのしもべ＠ヒト（家畜？）として生きるのみ。・・・なんつう悲観論が満ち溢れておりまふ。ども。
ま、しかし近未来は多量のデータを、量子コンピュータなどを使って高速に、あらゆるものが処理されて、最適化されるAI社会になるつうのは、ほぼ確定的でやんすよ。そのAI社会を如何にマイルドなものにできるのかっつうのが分かれ目です。AIを人間が作ったんだから、人間がAIをコントロールできるのは当たり前だろ？とか単純には行きません。（cf.親が子供を作ったんだから、親が子供をコントロールできるのは当たり前だろ！つうくらい飛躍した論理。）なにしろ世界のあらゆるものごとに適用され、人間が理解できないくらいの物凄く大量なデータを処理し、その処理内容を人間が理解できない内に、結果だけが便利に使われる社会なんすから。AIをAIで制御する、またそのAIをAIで制御する、・・・なんて多階層の無限後退！こんなんを最終的に人間が制御できると思いますか？
今、ドバイでやっている「世界政府サミット」というのはAIを含めて人類が如何にしやわせになれるのか？つう幻想を追ってます。日本や欧米ではあまり報道されませんが、こういう夢のような構想から、実際にEUなんかも生まれたしね。あんましバカにはできませんぞなもし。どもども。
