8月19日(日)「目」は情報授受の最大の窓口なんであーる。

 白っぽい晴れ。19℃〜29℃、45%。急に涼しくなったら、疲れが出始めた感じ。低温炭酸泉にゆく。




 どこにこころは現れる:入力あれば出力あり!


 こころは見えないもんですが、ふとした拍子に表出してまうんですよ、ホンマ。人を蔑む高慢な人のアゴ先や、皮肉る人の口端か、あるいは怒りを抑えきれぬコメカミのぴくぴくか。苛立ちをそのまんま体現するのは貧乏ゆすり、はたまた人を受け入れる大仰な手の仕草には下心が透けてみえまふ。

 しかし、人の本心が一番表われやすいのは、実は目なんすよ。昔の達人は、こころを読まれないように、目を半眼に閉じて試合を行ったといいます。「目は口ほどにものを言い」つう諺もありまふが、こりはホント。常に論理的な文言を発する口よりも、無意識をも顕現する目の方が、正直なんすよ、実のところ。

 目が泳いだり、目がすわったりと、意識の表面に浮かび上がる以上のものが、目に現れちまうんすヨット!赤ちゃんも周りの人の目を良く見つめますが、逆に口のきけない赤ちゃんのこころを読むのも、実は目なんすよ。赤ちゃんの視線が何処に向いたかで、関心の在りかを探ったり、そこに留まる時間の長短により、関心の強弱を計ったりします。

 「しのぶれど 色に出でにけり我が恋は 物やおもふと 人の問ふまで」・・・この色というのは、全身から発する心の象(かたち)なんですが、その要はやっぱし「目」なんすねぇ。ども。だから昔の中国の賢者は、本心を探られないようにいつも目を細くしてたんすね。ま、それ自体が充分に怪しい仕草ですが。ホゲホゲ