11月9日(金)非対称性についての一つの考察。

 曇りのち雨。14℃〜17℃、95%。前線通過中!予報士が言うほど強い雨は無し!お蔭で赤坂近辺の用事が中止になった。園遊会はどないなっとるんでしょ?




 イン/アウトの非対称とは:

 世の中にはイロエロな非対称がありますが、一番目は時間の流れの非対称性ですね(夢の中でしか過去に遡れません)。その次くらいに入力と出力の非対称性がありまふ。これはあらゆるところで見られますが、人間の能力に対する非対称性がまず目につきます。例えば、漢字が読める(イン)のに書けない(アウト)ものが多いとか、美しい音楽を楽しめる(イン)のに演奏(アウト)はできないとか、小説の良さは分かる(イン)のに書けない(アウト)とか。一見、入力は易しいのに出力が難しいように思えます。が、中には出力はたやすいが入力が難しいというのも無くはありません。

 例えば、こころに浮かび来るままだらだらと取り留めも無い話しを続ける(アウト)のは良くある出来事ですが、人の話を親身になって口を挟まないで聞く(イン)ことは、かなーり難しいですぅ。これは逆方向の非対称性ですね。中には、入って来たものをそのまま出力するような人もいますね。いわゆる一つの「真似っ子漫才豆屋の小僧」です。最近は、スマフォでコピペして、卒論をでっち上げる学生もこのタイプかな。また、アウトプットがフィードバックされて、インプットの呼び水になるっつうようなケースもあるから、奥が深いですね。例えば、書くとそのトリガーで、昔さらっと読んだ本の内容が理解できるようになると。ホムホム

 とは言え、知っていることと、それをホントに自分のものにすること、更にそれにオリジナリティを加えて創造すること、との間には、べらぼーに深い谷があるといっても良いでしょう。特に、技能的な習熟とか、演奏、スポーツ、ゲーム(含むチェスや囲碁将棋など)などの小脳が関わるものは、絶えざる修練でそれを維持することが重要だと言われちょりもす。う〜ん、人間一生勉強せにゃならんな。人の本性は執着なり!ホゲホゲ