1月24日(金)水沢腹堅(厳しい寒さで沢がすべて凍る頃) 赤ちゃんの行動はほとんど本能?

 白っぽい晴れ。3℃〜12℃とまた少し暖か。暖かいと遠方けぶるなり。煮詰まった時はずてぃんしゃかバイクで全国を旅するも吉。居つくとろくなこたーない。と碌でもないことを考えてミタ。




 直近の我らがオリジンは赤ちゃんだってば:赤ちゃん学


 赤ちゃん学や老人学はあっても青春学や熟年学はなーい!学問は極端から攻めるのだっ。赤ちゃんには人間すべての萌芽があり、老人にはその成れの果ての究極があるとの幻想から発した学問であーる。人間の最大の特徴は文化の継承であーる!と唱える一派がありまふ。この一派は、言語以前に人間には本来的に教える能力と、教えられる能力が備わっているのだっ!と主張する。

 生後3か月にして赤さんは、顔と顔ではないもの、人と人ではないものを区別でけるといひまふ。そして成人にはでけないお猿の顔の識別がでけるのだぁ!といふ説もありんす。日本人には苦手なLとRの聞き分けもでけるんだと。そりがNarrowingといふ、不要な機能は捨て去る過程で失われてしまうんす。赤さんって、けっこうおつむイイじゃん!!!

 物まねも3か月くらいから始まりまふねィ。インコだけではなくしてヒトの赤さんも何でも真似しまふ。学ぶの語源は真似ぶだとか。親の表情を見て何でも真似してしまいまふ。ベロだしたり、口を大きく空けたり、しかめっ面したり。だから両親はあんまり不機嫌な顔をしてはなりません。不機嫌な赤さんになってしまいまふよ。

 しかしこの赤さんの人まね能力もある種のリアリティに基ずくって説が有力でがんす。例えば直接積み木を教えるのと、それと全く同じ動作をビデオで撮ったのとでは、真似の能力がぜんぜん違ってきまふ。更に同じビデオでもライブで撮っておせーるのと、前に撮ったビデオとでは、真似の能力が全くちげーまふ。また同じライブ映像でもちょっとディレイをかますと、赤さんの真似の能力がガックシ落ちるとか。

 赤さんの感じるリアリティとは何かを示唆する貴重な研究成果が、人間のコミュニケーションと社会性についての知見を確実に広げてくれました。でも赤さんにはあんまし恣意性が入りませんから研究になるんすが、大人だとイロエロな要素が複雑に絡み合いますから、心理実験が今一信用でけない原因になりまふねィ。ども。