6月6日(金)芒種(穀物の種を植え付ける季節)

 終日雨、午後ときに強雨あり。大雨、雷、強風、波浪、洪水注意報って颱風かよと。





 カオス的なゆらぎ:

 固いものは弱く、柔らかく揺らいでいるものは強いって武道にも通じる原則ですが、生命の原理にもゆらぎが大きな役割を果たしていることは良く知られています。ゆらぎの中でより有利な適応を果たしていくと。このゆらぎを定式化してシミュレーションし、微生物の進化に当て嵌めてみるとゆらぎの大きいものほど適応度が高かったと。また、このゆらぎを利用して細胞の分化や万能性も説明でけるんだ。




 脳の性差:

 フェミニストには叱られるかも知れまへんが、脳の海馬の研究から性ホルモンの影響が実証されたんだと。空間認知能力や共感力などに明らかな差がでることが神経線維の結合点数などで証明された。とはいっても、これはあくまで統計的な有意差でバラツキは大きいですぅ。




 リアリティとは:

 ビデオ画像にデレイをかませて赤ちゃんに見せ、どれ位の遅れがあると自身と認識しないかの実験をしたら2秒以上間が空くと自分とは認識しナインだって。だんだん成長して大人になるとこの間隔は大きくなると。(ミラーテスト)

 赤ちゃんにビデオを見せて反応をみると実物を見るときより学習能力が落ちる。この差は顔色(表情?)の即応性にあるようだ。

 しかし、現物でもおもちゃのロボットなどあまりにも動きが硬いと、ビデオの人間の方にリアリティを感じるようだ。今後のイロエロなビデオ教材の作製に際して、インターラクティブネス(応答性?)が学習効果に与える影響を調べているんだと。

 いずれにしろ、時間が大きな鍵の一つであることは間違いない!





 フレンドリィとは:

 ウィリアムズ症候群から自閉症スペクトラムまで人間の人格にはかなーり広い幅が認められます。どっちがイイつうんではなくて、それぞれに長短があることは申し添えときまふ。この傾向を幾つかの特徴から分類する手法があるとか。1.あくびがうつるーあくびがうつらない、2.目を注視するー目だけにこだわらない、3.横を向いた人にも興味を持つー正対したひとにしか興味を持たない、4.全体を大きくつかむー細部にこだわる、だと。

 これらがすべてタンパク質の傾向に依存するって、なんか不思議ですよね???