2月14日(火)人間の本質とは何なのだろか?


 こんにちは。曇り、午後から寒雨しとしと。終日5℃前後
と気温上がらず。この時期、ちょとした前線の高低で気温の
予測は当てにならず。





 マイ・ファニー・ヴァレンタイン♪義理チョコ幾つかと義
理ではないのを1つもろた。もっとも美しいものはお金じゃ
買えないから。ゴミの中にも美しさはあるのかな?














 このところ人間について考えてるんすが、やはしプライド
て厄介だな。これが無けりゃどんだけ生きやすいかと思うん
ですが、逆にどこまで落ちるか不安でもありまふ。













 今日はmaternal(母性)について考えてみよう。paternal
の対義語にして、すべてを受容する優しさの根源、でも行き
過ぎると甘やかしにも通じる。母なる大地、母なる海、母な
る自然、母なる地球などすべてを生み育てる大きな愛を感じ
ます。心理学的には、自分の全てをそのままに受け入れてく
れるセキュア・ベース(安全基地)があると人は何にでもチャ
レンジでけるとか。













 「幼児期における母性的な支えが学童の海馬を大きくする」
”maternal support in early childhood predicts larger
hippocampal volumes at school age”
http://www.pnas.org/content/early/2012/01/24/1118003109



 海馬つうのは脳内でも特異的に生後でも細胞が増える場所
なんす。記憶やストレス抑制などに関わり、社会への適応を
制御します。また空間学習能力についての機能もあり、倫敦
の的士運転手の海馬は有意に大きかったといふ報告もありんす。













 で上記実験は赤ちゃんに関心を持って支援したらば、海馬
がでっかくなったという追試なんすが、マウスでは前から知ら
れていますた。赤さんの頃、とても良く話しかけたり、その
動作を手伝ったりすると、学童期には海馬が10%もでっかく
なってんだって。ふむ、脳の大きさが知能に関係していること
は否定されてるし、この実験も一概には結論を出せまへんが、
一生神経細胞が分裂増殖している海馬では、その大きさが意
味を持つかも知れん。ちなみに痴呆になると海馬が縮むしね。














 人間(ヒトのあいだ)にとって、幼少期からの人との繋が
りが如何に重要であるかをfMRI画像によって証明にたのかも
しれまへんねぇ。世の母親、父親親族サポーター(母性つう
のは母親に限りません)は以って瞑すべし。















 ちなみに大昔、こんな非人道的な実験をやった大王もいた
ぞなもし。(ま、好奇心が強すぎってのも困りもの)
http://blog.livedoor.jp/yuminchu1228/archives/50151277.html
フリードリッヒ二世という王様が言語の起源を探るべく、
国内の孤児を集めて、言葉を掛けないで育てさせたら、栄養や
環境は問題なくても、みんな死んでしもたんやて。















 人はパンや衣服や住環境にて生きるものに非ず。人との
繋がりによりて生くるものなんすねィ。幾ら個人主義の自我
尊重というても、これが人間の本質ならば諸君も深く反省す
るところ有りや無しや!















ドントドントドント、ドドントコ~~~~~イ!