7月14日(土)食料のことを本気で考えてみよう!かな?

 夏晴れ!26℃〜35℃、52%。もうしょっしょの猛暑日!積乱雲もくもく♪プールだん。





 食農倫理とは:

 一言で言えば、食物の消費と生産に関する倫理ですぅ。あんまし食料を生産でけない日本でも、余った食品の廃棄問題などがありますが、これは主に欧米で最近立ち上がった運動です。食料を育てたり採ったり、獲ったりする生産者とそれを食べる消費者、そこを結ぶ物流や加工品など食べさせる為の業務に関わる者、食料の廃棄に関わる者などのチェーン全体をシステムとして捉え改善する運動です。これを纏めるには経済的見地だけではなく、倫理的な規範が大切になるということですね。

 アメリカでは主に消費者の肥満や栄養の偏りに重点が置かれ、ヨーロッパでは小規模農家と消費者の直接の連携で、安全性や持続性のサイクルを志向する動きです。日本でも有機農業支援を中心に市民運動が立ち上がりつつありますが、まだまだ大きな潮流にはなっていません。それよりも食料自給率やスーパー、コンビニ、ファミレスなどの廃棄問題が時おり取り上げられている状況です。また食料の大半は輸入に頼っている現状では、一旦経済がこけたらトンデモナイことになる悪寒!しかし、意外と危機意識が乏しいのは、先のことを考える余裕が無いのか、はたまた根っから楽天的なのかは分かりません。あと、クジラやイルカ問題なども、これに含まれるのかも?

 これは政府の借財がGDPの2倍とか、株や国債などを日銀が買い支えている現状を、誰も危機に思わない態度と通底するもんがありますねぇ。付けは未来(年末?)に回して、現状を謳歌する(宵越しのカネは持たねえ)のは、江戸時代からの民族性で、これはもう治らんカモしれませんねィ。タハハハ