4月17日(火)気分が沈むと、悲観論が立ち上がる。

 曇りのち夜弱雨。12℃〜16℃、68%。花粉少ない。この時期は、衣類による気候への対応がとても大切ですね。

 今日は小岩方面の素揚げ屋に進出す。小雨しょぼふる中、昭和通りを柴又街道方面に歩くと、8分ほどで到着。鶏肉や野菜を素揚げした味は抜群に美味しい。タマネギの丸揚げなんて甘くってとても旨いですぅ♪ 地酒とともに堪能して気炎を上げるなり。





 人類よ、そんなに急いで何処へ行く:

 産業革命以来の科学技術発展は、はっきり申し上げて破滅的な気がします。この300年を冷静に眺めれば、指数関数的に急激に立ち上がった諸技術が今まさに暴走を始める局面ではないのかと、斯様に悲観しておるわけであります。

 確かに交通は速くなり、生活は便利になり、情報はグローバルにネット化されましたが、ん?それで???どんくらいしやわせになったの?という疑問には答えられません。いやむしろ便利な道具に振り回されて、かえって不幸になったのかもしれません。んじゃ、昔に帰ればエエんかよ!と言えば、それはそーでもない。現代の科学技術は、基本的に戦争によって主導されてきました。航空機や宇宙開発だけではなく、インターネットも軍事研究で使われました。ま、古くは缶詰の発明なんかもそーですね。

 航空機や新幹線などで時間距離がどんどん縮まり、地球が極めて狭くなって、人々の夢もシュリンクしていきました。経済的な効果はあっても、しやわせには寄与しませんでした。それでは自然の中で持続可能な生活でゆったりと生きる方が良いのか?しかし悪貨は良貨を駆逐するの例えもこれあり。一端ある国が先端的な兵器を手に入れれば、他の国は席巻されてしまいます。産業革命後の西欧がアフリカ、アジア、アメリカを支配した歴史の再現になります。

 つうことで、昔ののどかな社会にも戻れぬ我々に、はたして未来はあるのか?・・・ぼくは8割がた自滅の道を辿ると思てます。人間って、理性的なように見えて、実は自分たちが見たいものしか見えません。日本の少子高齢化なんて何十年も前に分かっているのに、成長!成長!成長なくして日本は立ち行かない!の一本やりで、ソフトランディングする賢い政策は皆無でした。世界を見渡しても、経済成長至上主義が跋扈して、これは資源が尽きるまで続くでしょう。食いつくしてのち止む、ってな浅はかさ。

 唯一、望みがあるとすれば、人間世界が半ば壊滅した時に、超倫理的な社会が出現して、利他の中で世界を立て直せるかもしれないという、微かな微かな兆候が無いとは言えません。大戦後の世界のように、破滅の後の再生に賭けるしかありませんね。だから、一瞬で全滅する前に、もっとゆっくりと壊れて行くしかねーんですぅ。ショボーン