3月30日(金)細分化された学問を統合するのはアートなのか?

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 学術と藝術とは:

 これはギリシャの頃は一つだったですよ。その後、幾多の変遷を経て今では全く違うものと認識されてます。理性と感性、探究と表現に分かれました。その後、学問は際限なく細分化されタコツボ化されました。これはscience@科学の科が、そもそも分けるという意味を担うからです。そこで意味の統合を担うアートの役割があります。アートには表現という手段で、ものごとを接続する、切断する(穴を空ける)、継続させる、という機能があります。分析的な学問だけではなく、アートを体験させることで、今までおざなりにされてきた学際的な総合を図ろうと言う試みでしょうか?こんな動きが、細やか乍らT大でも始まりました。そもそもアートは、常識的な日常生活に穴を開けるというインパクトを与えますから、サイエンスの真の目的とも合致する筈です。当たり前のことの裏には何があるのか!感性と理性の狭間で飽くなき探究を続けて頂きたいと思います。・・・興味、好奇心、面白いという源流から離れて、単に要領よく人生を渡る手段に堕した学問と藝術に、再生は訪れるのか。既に遅きに失した感がありますが、気付いたときが直すとき、いつやるのか?居間でしょ、いや今でしょ!まずは、アート&サイエンスで心を開くことが大切ですぅ♪