2月7日(水)アカデミアからの脱走と追跡のサンバ

 晴れ。-2℃〜9℃、17%。乾燥注意報!特にお肌と心の乾燥にはご注意を。カサカサカサ




 最近、はまっていること:大学の没落につれ、新しい場所が育っていくといいな。

 独立研究者を名乗る森田真生さん、証明はしていないから数学者とは言えませんが、数の研究者とは言えます。音楽で言えば、作曲家と演奏者と聴衆というなかで、作曲家の創作に、独自の解釈を加えて表現する演奏者と言えましょうか?近年、あらゆる学問がタコツボ化して、その専門性に沈殿している状況で、このような演奏者はとても貴重な位置付けだと思うですぅ。どんなに高尚な創作でも、それが鑑賞する人々に伝わらなければ、壺の中で孤立します。この人が書いたエッセーを下記に備忘せんとす。



 『肝心なことは、知の本質に最も肉迫した特権的な場所など、どこにも存在しないということである。「最先端」だけが価値ある場所ではない。

「研究するとは、情熱を持って物事を問うこと以上のものでも以下のものでもない」と言ったのは数学者のアレクサンドル・グロタンディークだ。すべての人が、いまある場所で、「情熱を持って物事を問う」ことこそが、学問の生命である。

 何気なく息子と公園に出かけられることを、いまは奇跡のようにありがたいと感じる。だが、振り返ってみれば、家族で過ごした病院での日々もまた、かけがえのない、大切な時間であった。いつか水を飲みたい、公園に行きたいとみんなで願いながら過ごした、すべての時間に真実があった。
 遠く、難しい場所にだけ価値があるのではない。すべての人が、いまいる場所で、大切なものをすでに与えられている。もちろん、そのことに気づくことは簡単ではない。

 ぼくは、「最先端」を切り拓く偉大な英雄にはなれないし、なるつもりもない。その代わり、できることなら、だれもが今いるその場所で、すでに英雄なのだと気づくことができるような、そういう世界をつくっていきたい。』


 最近、お子さんを授かり、その子の目を通して世界を見ているようなところに、好感が持てます。





 今投稿したエントリが中々腹黒いので、再掲しておこう:

 「でも一応、アベくんは胆は押さえているんですよ。日銀総裁最高裁判事たち、保守政治家の核、官僚の首根っこ、NHK政治部幹部、財界幹部、民間マスコミ幹部、維新など野党幹部、お笑い大御所、ネットのオピニオンリーダー、検察幹部、警察幹部、などなど、結構官邸幹部に悪知恵の曲者が多いと思いませんか?ども。」


 そうそう、国税庁長官てのも結構インパクトのある役職なんですよ。なにしろ恣意的に年貢をチェックでけるんですから、一般民には泣く子と地頭には勝てないっつう恐怖心を湧かせますからねィ。民心を押さえる胆だすっ!