5月16日(金)クロマチン・デコーディングで生命現象の謎に肉薄?

 白い雲の極めて多い晴れ。18℃〜25℃。南のち北寄りの風、やや強し。方々で虫柱立つ。




 ちょっつ本郷の方へゆってきた:

 IIAS(国際高等研究所)つう世界最先端の分野を学際的(色んな学問分野にまたがった)研究をするところがあって、今回は第3回目のカンファレンスだすぅ。今までは「脳からこころへ」とか「こころの起源」とかのこころが中心だったですが、今回はクロマティ―いやクロマチンを中心とした遺伝子の分子生物学的発現に関して、ノーベル賞学者など3名の著名人を招いて最先端の研究動向の解説だったす。でも何しろ功成り名遂げたご老人のお話しですから少し話題が古かったかも。

1・トーマス・チェックさん:RNAの触媒機能発見でノーベル賞をとったしと。セントラルドグマではDNA→RNAプロテインつう流れでRNAを仲介して蛋白質がでける機序が明らかにされたが、RNAには情報伝達以外にもっと中心的な役割があるんではなかろうかっ?つうお話し。全てはRNAから始まったと言ふ「RNAワールド仮説」の詳細な説明と今後の方向性が示された。テロメアなどの細胞寿命に関する分子レベルの細かい研究にも言及。寿司が大好きな気のイイおっさん。

2・ジョン・アーベルソンさん:長いRNAからタンパク質をコーディングしているとこだけをスプライシング(切り出す)する機構の研究。計測器の発達により1.9オングストローム解像度での分子の動きが解明されスプライシングの、ATPを使った化学的機序が解明された。ノンコーディングRNA(タンパク質をコードしていない部分)の働き解明の切っ掛けになるのか?今RNAが熱い!今回は有名なRNA研究者である嫁さんのクリスティンと伴に来日。ちょっつ腹の出た気のイイおっさん。

3・ティム・リッチモンドさん:遺伝子の発現(DNAが活性化されてタンパク質を作る)を制御するクロマチン構造の基本単位であるヌクレオソーム(DNAがヒストン蛋白に巻き付いたもの)の専門家。後天的遺伝子制御(エピジェネティクス)の要ででもあるヌクレオソームの立体構造を世界で初めて明らかにしたしと。有機分子は立体構造が分かればすべて分かったも同然!生体触媒つうのは形が機能なのれすぅ。まずは形から入れと!このしとは真面目そうだが気のイイおっさん。

 つうことで、著名な科学者はみんな気のイイおっさんなのら!それは日々充足してるから人の悪口言ってる暇はなーい♪ども。





 ヒトの良いとこだけミヨー!

 ポジティブ・シンキングつうのに、悪いことより良いことを思い浮かべよう!つうのがありまふ。例えば美味しいジュースがコップに半分あるとき、まだ半分もあるよ♪ともう半分になっちゃったよ↓では気分に大きな差が出ますよね。

 人間も同じこと、良い性質も悪い性質も併せ持ってるのが生身の人間だす。イイとこだけを抽象化すれば天使、悪いとこだけを抽象化すれば悪魔だすぅ。では現実界の人間を、諸君はどー見ているのか?どっちかに片寄せて見てはいませんか。世間を狭めるには人の悪い所、あら探しばっかししましょー!仲間を増やしたければ人の良い点だけに注目しましょうね。なぜなら人は悪い所以上に良いとこも持ってるんですから。(玉虫の人間学より)

 ふむ。デクノボーと呼ばれて怒るか怒らないかが分水嶺だすな。これはビミョーだっ!ハレハレ



 ナルニアを見てる♪





 結果じゃなくてプロセスだっちゅうのは「旅」ですね。飛行機で3時間で鹿児島着くのと、自転車で鹿児島まで行くのは感動がかなーり違うんじゃないのかな。ヨットで行くのも味があるし。目的地までの生き方には制限があーりまへん。ドヤ?