2月1日(木)如月、更に重ね着すると言う意味もある?感想三題。

 薄曇り、昼から雨、深夜雪かも。1℃〜6℃、52%。




 感慨:マクロとミクロの狭間とは。

 昨夜、変化する月を見ていたら、悠久の宇宙は人間(生物?)の働きくらいじゃ変わらんなあ!としみじみ思いました。あくせくと競争しながら自由意志で動いているように見えても、月や星の決定論的な動きには、全くなんの影響も無しと。お釈迦様の手の平の上の猿みたいだ。





 ハダカデバネズミとは:長寿なんだって。

 ニュースに出ていて思い出して、我がエントリを検索してみたら4つほどありました。昔、理研に見学に行った時の感想など。驚いたことに10年くらい前から当該デバネズの長寿は知られていたんだっ!人間に換算すると10倍くらい長生き(900年も???)して、老化速度が極めて遅いんだそーです。その秘密や如何に?血管が老化しない、抗ガン耐性、無酸素耐性などが報告されている。

 デバネズはアリンコみたいに土の中に迷路を作って住んでるんですが、女王の元で社会を作り分業しています。アリやハチなどと同じ真社会性を持ってる、数少ない哺乳類の一種ですぅ♪これも収斂進化の一種なのかな?





 赤ちゃんはいつ自他を分けるのか?

 最近、胎内環境はそれほど天国ではないと言われてます。心臓の鼓動や腸内音など騒々しく、母体の状況により時々酸欠になったりします。そんな刺激でビックリしたとき、胎児は心拍数を落とすのだそうです。(人は危機のときに心拍数を上げるのとは反対の現象ですね。)そういう、けっこうストレスフルな環境なので、指しゃぶり欲動が起きるらしい。最初は指を顔の方に持って行き、おでこにポンと当てたりしているが、その内、指が顔に近づくとちゃんと口を開けてシンクロすると。この時が環境(他なるもの?)と、自分を分けた始めなのかも知れん。そして誕生した後はハハが最初の他者になる。しかしその他者は自分を守り育てる優しい他者である。最初は自他の区別はあまりない。そのうち鏡を見て自己を認識する段階を経て、他者の視線の圧力を感じて自分を認識すると、人見知りをするようになりまふ。視線が他者の始まりなんであーる。赤ちゃんはまず人の視線に敏感に反応し、その視線を追随します。視線畏るべしっ!だから心を読まれたくない人は伏し目がちっと。人間の白目は、視線を際立たせるために発達したという説もありまふ。自分がどこを見てるかっつうのは、瞬時に他人に伝わります。「しのぶれど いろにいでにけり わがこいは どこをみてると ひとのとうまで♪」 ゆめゆめ油断する勿れ!どもども。