11月21日(火)せわしなき世相に棘だった人々。

 快晴!5℃〜11℃、33%。北風さぶし。

 日吉方面にて会食。この方面の人々と少し早い忘年会。日本社会の現状については、焦燥感あれども切迫感無し。これ即ち「ゆでガエル現象なり」。ムムム



 アンガーマネージメントとは:

 怒りの感情をコントロールすることであーる。何かの切っ掛けで怒りが爆発すると、怒りが怒りに火を付けて暴走してしまう。これは多分、人間が野生の獣であった頃からの本能でしょうか。手負いの獣とかいって、傷ついた動物は、死に物狂いで攻撃したり、逃走したりして、生き延びてきたんだと思ふ。

 人間は社会生活を始めたとはいえ、こういう野生の本能が時おり顔を覗かせます。しかもその本能は、現代社会に於いては決して適応的ではないのにね?自分がバカにされたり、粗末に扱われたり、無視されたり、振られたり、と思い込んだ時に(例え誤解でも)怒りを発するようでがす。

 電車の中でも、ちょっと肘が触れたり、肩が当たったりするだけで過剰反応する人が増えたようです。自動車に乗ると、ちょっとしたことで煽り煽られ、エスカレートして事故を起こしたりします。現代の病弊でしょうか?(といっても、江戸時代でも鞘が触れただけで切り合いになったとか。)要は面子の問題なので、腰を低くしてれば左程問題にはならないと思いますが、肩ひじ張ってると揉め事になります。そして怒りは高い方から低い方へ流れる水の如し!弱い方から強い方に流れることは滅多にありまへん。

 でも、とても難しいのは「決して怒らず」つうことですね。怒りは自然な感情なので、押さえつけると爆発します。適度に真っ当に怒ることが大切なんだと。真面目な人、大人しい人ほど、怒りを貯めこんで爆発させやすいと言ふ。怒りの制御とは、ため込まずに小出しにするということらしい。それと怒りを貯めこんだ人が、アルコールなどで脱抑制すると爆発しやすいとか。

 技術的には、呼吸法、運動、リラクゼーション、認知療法などイロエロな方法が開発されてマスカラ、怒りっぽい人(いや、大人しくて怒りを貯めこみやすい人)は検討するよろし。怒る人も、怒られる人も、等しく被害者なんですから、まずは人間救済の見地からの行動が大切でしょう。むむむ。