10月8日(日)寒露(朝夕は寒気を感じ、秋も深まる頃)

 高い雲の多い晴れ。18℃〜26℃、67%。昼は少し暖か。プールだん。





 適応とは:

 こりは適者生存とか自然選択とかいう、古典進化論の大義でした。すかすDNAに組み込まれた突然変異の集積が、ホントに適応的なのかっつうのが長年の疑問でしたんや。突然変異が弱肉強食のふるいに掛けられて、適応したものだけが残って行くって悠長過ぎないですか?この生き馬の目を抜く自然界においてですよ?・・・でも暫く前までは、この原則が頑なに信じられてましたんや。

 激変する環境に適応して、シブトク生き抜くには、突然変異と、それを長い世代を掛けて選択するだけで達成でけるんか?いや、そーでは無い!勿論基調低音としてはこれも意味がありますが、何しろ素早くありません。・・・そこで単細胞の自己分裂から、有性生殖による選択が始まったと。これはお互いに環境に適する相手を選ぶことにより、一世代でその形質を変化させることがでけまふ。素早いですねィ!

 すかす、世代を跨ぐ変化さえまだるっこしいような、環境変化もござりまふ。そのような変化に適応するため、生物はエピジェネティクスつう、DNA自身の変化ではなくして、その生後環境によるイロエロな修飾という発現効果を用意していました。こりが近年急速にその適応性を評価されちょりもす。ドスコイ!

 だが、だが、一番適応が早いのは人間の大脳なんすね。これはただ単に、いち早く環境に適応する為だけに、発達してきたと言ってもエエでしょう!複雑な人間社会の環境に適応するために進化してきたんだすぅ。すかす近年、そのあまりにも素早い適応能力の為に、過剰適応っつう副作用が明らかになってきました。すなわち空気を読み杉てオーバーに反応するために、その適応環境を追い越してしまうんすよ。何事もやり過ぎてはいけません。ゾヨゾヨ





 SASUKEを見ている:こりも一種の過剰適応かも?みんな社会では必要ないほどの、すっげー身体能力なんすよ。感動!しかして、SASUKE共同体と言える程のコミュニティーが方々に形成されていて、師から弟子にそのノウハウが継承されつつありまふ。斯くこそありしか、往時の忍者集団!