9月11日(月)分かっちゃいるけど操れない、または分かってないけど操れる?

 もくもく雲の多い晴れ。23℃〜29℃、60%。久しぶりにプールだん。夏休みが終わって子供たちが居なくなったら、入れ替わりにおばあさんたちが多くなった。ウォーキング・レーンでお喋りしながら歩いてます。




 分かると操るとは:

 元々は分かる(その機序を理解する)から操る(コントロールする)ことができる、つうのが工学の基本でした。すかす現代は、分かることと操ることが完全に分離される時代ですぅ。車のメカは皆目分からなくても、練習すれば運転はできます。スマフォの中身のチップが分からなくても、操作はできます。このような機器をブラックボックスと称します。今後、汎用AI(人工知能)が出てくると、増々ブラックボックス化が進むでしょう。

 (コンピュータで)ものごとを処理する手順をアルゴリズムと言いますが、これは典型的な「操る」ですね。コンピュータはアルゴリズムに基づいたプログラミングで動きます。これがどんどん複雑かつ精緻化されて、機械学習、深層学習アルゴリズムでAI(人工知能)が画期的に進歩しました。論理思考過程においては人間の脳内機構に近づき、かつ記憶容量や処理速度が大幅に人間を上回ると。しかも年々2倍の速度で性能が向上すると。いつかは人間を超えるとする予想は故無しとはしません。

 すかす、果たして機械に心が宿るのかっ?つう疑問には肯定派/否定派が激しく論争しております。わだすは、どっちかっつうと機械は機械であって、心というものは外からの見かけに過ぎない!という哲学的ゾンビー的な立場です。外側から見れば、いかにも喜怒哀楽があるように見えても、その内側は空虚で何にも分かっちゃいないと。即ち、AIがどんなに美味しそうなレシピをたくさん提出できても、その料理を美味しく味わうことは永遠にできないでしょう。ショボーン

 でもね、人間同士だって他人の感覚や喜怒哀楽を本当に実感でけないんすから、この問題に解を出すっつうことは、原理的に無理難題なんだい!ま、外側からみて、心が有りそうに見えるだけで我慢しようではないかい?だってその方が面白そうですからねィ♪







 Mortality Salience とは:

 ちょっとした防空演習で不安を煽れば、あっという間に支持率回復!とこれは絵に描いたような心理学の実習でしたねぇ。国内の不満を、外部の不安で帳消しにすると。こりはどの国でもやってるから、人間社会に限って言えば普遍性があると言えるでしょう。美しき日本も、鬼畜米英とか煽って国内の不満を海外に転移し、破滅に突っ込んだ悪夢があるからねィ。北朝鮮も少しは隣国の歴史を勉強して、軍事冒険主義を控えてもらいたいですぅ。ゾワゾワ