7月6日(木)孤独や諍いはタバコよりも害?

 
 もくもく雲の極めて多い晴れ。23℃〜30℃、63%。むっしむし。




 人生を幸せにするのは何:独居者の増大という社会的問題の解決に向けて。

 ダンパー数ってのがあって、「人間にとって、平均約150人(100人-230人)が「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」である。」という。霊長類の脳の大きさと群れの規模が比例することから、それを人間に当て嵌めた説である。でも、しやわせは友人・知人の人数ではなくして、人間関係の質であると唱えた人が居た。以下TEDtalkの「What Makes a Good Life?」を参照。
 https://www.ted.com/talks/robert_waldinger_what_makes_a_good_life_lessons_from_the_longest_study_on_happiness?language=ja

 この研究をしたR.ウォルディンガー博士によると、「身近な人たちとの良い人間関係がしやわせを創る」ですと♪
これは約75年前に724人の参加者を追跡調査したコホート研究です。孤独やいがみ合いは不幸せをもたらし、健康をも害するってのがその研究の結論ですぅ。

 一般にしやわせは富や名声、業績などの追求からもたらされると思われていた。すかすこの研究では次の3つの教訓が得られたと。
1.家族、友達、コミュニティと良く繋がっている人程しやわせで長生きだった。
2.50代以後の人間関係が80代の健康を決める。良い人間関係は加齢の身体的苦痛を和らげてくれる。
3.良い人間関係は身体の健康のみならず、脳の健康を守ってくれる。何かあった時本当に頼れる人がいると認知症になりにくい。
そしてマーク・トゥエインの言葉で最後を括った。「短い人生で、諍い、謝罪、傷心、人をなじる時間など無い。人生はそれが例え一瞬に杉なくとも、愛し合う時間しかナインであーる♪」と。どもども。