6月16日(金)個人と統計的人間との狭間にて

 少し靄った晴れ、午後遠方に積乱雲あり。18℃〜28℃、55%。プールだん。包丁を研ぎに出す。切れがいいと料理が楽しいんです♪





 千駄ヶ谷方面に進出す:

 WEBサイエンス研究会つうのに出たんだすぅ。こりは人工生命学会(理学)と人工知能学会(工学)の間に位置する学際的な会なんすね。今日のお題は「ライフスタイルとテクノロジー」つうことで、マーケティングを人間科学的側面から捉え直そう!ってなもんや。作ったものを買わせよう(広告)に対して、使用者の立場に立ってものを作ろう(マーケティング)って権力構造の逆転になるんだと。人の心や、生命の在り方の理解を通して、サービスをどうデザインし、行動を方向づけるのかっちゅう見方から、マーケティングという言葉自体を見直したいとのこと。「マーケティング=生き甲斐探し」なんてのはどーだろーか?

 最適化(合目的化)に関して、一つはコンテンツ・デリバリーのfacebookと、もう一つはgoogleSEO(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)で後者はプロダクト理解が鍵になると、住紹介アプリの開発を例にプレゼンがあった。衣食のバラエティに対して住(部屋)はあまり取り上げれなかったのを、何万とカテゴライズして紹介するものです。

 もう一つは、観光ナビゲーション・アプリをパーソナライズ化して人々の行動を自由に拡大させようとするものです。パーソナライズしたらそれがある特徴でクラスター化してマジョライズされたという発見があったとか。なんかカタカナの説明が多いですねぇ。(実際にプレゼンで使われてたんすから赦してくんろ?)ここではターゲットに合わせた精度よりも、ビックリビックリの新規性が大切なんですぅ。そして最上流の無意識領域での「認知向上」、「好意獲得」が極めて大切であったんですぅ♪

 そしてこれらを纏めるに、アンプランド・コンシューマーの非決定論的モデル化が提唱されました。これらにはアフォーダンスやマイクロスリップ、PDCAなどがあるが、手を伸ばしつつ考える人間の行動理解が必要であろうと。そこから自由意志は果たしてあるのかっ!のリベットの実験や、ダメットの「酋長の踊り」(因果の逆転?)、EPRパラドクス、BELLの不等式の破れ、Strong Free Will Theorem,などの学術的な話になり、果ては科学実験に意味ありや無しやという根本問題に至ると。選択性とその担保は仮想(イリュージョン?)なりや?

 まだまだ深い話がありましたが、脳が多少(_´Д`)ノ~~オツカレーぎみにて、今日はこれにて。どもども。ぷっは〜♪