2月1日(水)如月、しんやうはもとでなり

 今日も晴れ。2℃〜10℃、62%。乾燥つづくなり。プールだん。





 シェアビジネスとは:信用は元手也!

 米国では、ネットを利用したシェア・ビジネスが旧来のビジネスモデルを席巻しつつあるとか。ここには、トランプさんの疑心暗鬼政治とは別物の、最先端のアメリカがありまふ。

 新しいビジネスには腰が引けがちの日本でも、Airbnbとかいうルームシェアや、Uberつうライドシェア(個人タクシー)が徐々に浸透しつつありまふ♪これらはネットがあったからこその新ビジネスなんですぅ。

 どんなものごとにも両面がある!という真理に基づき、ネットは当初SEOサーチエンジンオプティマイゼーション)という個人情報をネットに貼り付ける悪事が流行りました。それで、実名/匿名論争なども起きて、未だに喧々諤々!実名を出すと、それに関連付けて変な情報を張り付けられ、それが永遠に残ってしまうと。嗚呼無情!

 日本のような絆社会では、ちゃんと組織に所属してないと無宿人として処罰されてました。ですから比較的安全安心社会を築けてたんすが、米国のような多民族、銃器社会でどこの馬の骨とも分からん個人間でシェアビジネスなんてでけるのん?つうのを疑問に思てますた。

 すかす、この疑問を解消したのが実はインターネットの活用だったんでげすよ!「パーソナル・クレジット・スコア(個人与信点数?)」つうのをネットを介してのラージデータ収集で約9割の国民に付与可能になったんですと。これはネットを介した売買(アマゾンなど)やSNSフェイスブックなど)への投稿内容、はたまたGPSによる立ち回り先などの膨大なデータを、AIによって解析し、個人与信情報として利用可能になったからなんす。

 もちろん、法律的権利として、そのような個人情報を使用禁止にできますが、そうした途端に無宿者ならぬ無情報者に転落し、ホームレスや犯罪者と同じ位置づけになってしまい、アメリカでは社会生活もままならぬと(特にトランプ政権下では?)。でも、約9割の国民がPCS(パーソナルクレジトスコア)を持ってるって、凄いですねぇ。流石グーグルの国でやんす。

 日本は、始めは保守的ですが、すぐに真似をしますから、日本の近未来は個人与信情報社会になるでしょう。そーなると今までは銀行とか大企業とか学会とか農協とか、大きな組織が担保していたブランド力、信用力が個人レベルに落ちてきて、中間搾取が無くなるのではないかと予測されまふ。即ち、各種リソースシェアばかりではなくして、あらゆる業務が個人の信用に基づいて個人に発注される時代になるっつうことです。組織から個人の時代へ!

 そんな時代に適応的なこととは何か?それは清く正しくネット生活をし、決して荒らしなどをしないことですね。それに、たまたまシェア・ビジネスを利用した場合は、相手から良い評価が得られるように行動しましょう。個人対個人の時代では「お客様は神さま」ではありません。相互評価による加点の蓄積が、サービスを提供する側、サービスを受ける側、双方の信用度に影響してくるんだすぅ。・・・なんか良い社会のような希ガスるが、まだまだ実際に到来して見ないと悪いとこが見えないだけかも知れんねぇ。どやどや?