5月14日(日)散歩と音楽とは

概ね曇り。17℃〜20℃、80%。花粉少ない。




 
 神田方面に進出す:

 柳橋亀清楼で食事後、神田川を遡る。付近は神田祭にて、方々の会所でお神酒を飲みつつ万世橋昌平橋から、聖橋へ。途中で神田祭の行列がたくさんありまふ。MAAchにて休息した後、神田明神に参拝す。ここはご存知銭型平次の碑がありまふが、そのすぐ脇にがらっ八の石碑があることを知る人少なし。飯田橋まで至って日本橋川の合流点に達す。


 そこから府中方面に転進す。府中交響楽団の券を頂いてたんす。最近は地方の市民楽団の質がかなーり向上してます。本日は、「標題音楽の夕べ」つうことで情景を音楽で表現するという特集です。音がヴィジュアルを表現するって、なんだか共感覚的ですが、情景を描けてしまうんす。不思議ですね?

 その代表として、本日は交響詩「禿山の一夜」、「ローマの松」と、ご存知交響曲「田園」の演奏でした。ベートーベンの第6はエエですねぇ♪ 目をつぶって聞いているだけで、野原や渓流や突然の嵐や、そして最後に得も言われぬ美しい旋律で余韻を残すと。特に4連符、5連符の激動の嵐の後の、感謝に溢れた旋律は世にも美しいですねぇ♪指揮者のすぐそばのかぶりつきにて、田園の風景を夢想できるとは、これまた音の魔術なり。指揮は田部井剛でした。