4月27日(木)ゆでガエル現象は、想像力で世相を早回ししないと、感知できないんです。

 曇りがちな晴れ。12℃〜18℃、56%。花粉やや多い。桜が終わると牡丹や藤、藤が終わると花菖蒲ってな順序かな?



 

 永田町方面に進出す:

 衆議院第2議員会館前で「共謀罪反対集会」をやるつうんで行ってみた。http://sogakari.com/?p=2675
 最近は政治集会っつうとどこも場所を取れないから、道端のショボいところでやるしかないと。野党議員の反対演説や山本議員の音頭に寄るシュプレヒコールはあったが、全体に盛り上がりに欠けてますねィ。いや、盛り上がればイイってもんでもないですが、ゆでガエルのようにヒッソリと変化が進んでいる内に、もう取り返しがつかないポイントに達しているのかも?コワ

 秘密保護法から戦争法、共謀罪へと、数を頼んで強行採決の連続で、国営放送もあんまし騒ぎ立てないうちに、すっかり戦前の体制に逆戻りと、いうことにならねばエエんですが。国家の権力を強化し、個人の権利は縮小するって流れの行きつく先は、正に北朝鮮の体制です。敵対して、脅し合ってる内に、相手と同じようになってしまう矛盾。これで果たして「守るに値する国」と言えるのでしょうかっ?不安や恐怖を煽って、小さく纏まろうってなナチスの手口も何のその、その手口が成功した暁には、弱者、障害者、不要者虐待のおぞましい社会が待っているのは歴史のおせーるところだす。

 とか教条的なこと言ってても、だーれも気が付きませんから、もうお手上げなのかもね?・・とか言って諦めたら先へは進めない。全ての希望は、諦めたところで消え去るのですぅ。ジャン 嗚呼、百年河清を俟つかっ!



 これ(この法律)は正直言って大部分の庶民には直接関係ないのですが、国政に文句を言う(チェックする)勢力が壊滅すると、間接的に全ての庶民に大打撃を与えうる重要法案なんです。権力と言うのは、かなり昔から研究されてますが、麻薬やアルコールのようなもので、一端それに溺れると神経が麻痺して乱用してしまうものなんですね。昨今の国有財産私物化はほんの1例です。だから、批判したりチェックしたりする機構は必須なんす。この仕組みが壊れるのが独裁の始まりです。日本の今ですか?そーすね、8割がた壊されてますね。与党内批判勢力も、野党の力も、メディアも、司法も、官僚も、地方の行政組織にも、主権者たる国民にも、批判の力はもう殆んど残っていません。キッパリ!