3月17日(金)あちら立てれば、こちらがおろそか、それが政策ですぅ。

 白っぽい晴れ、午後雲出る。4℃〜14℃、48%。かっふん非常に多い。今日から昼の方が長くなるとか。

 日本橋方面に進出す。ニンベンにて鯛めしを食す。さくらフェスティボーが始まってました。





 我が国のエネルギー資源考:選択ミスを修正して、再トライ。

 世界各国が自国ファーストになると問題なのは、エネルギーや食糧など資源の問題でしょうね。食料はどっちかっつうとエネルギーに依存しますから、まずエネルギー資源が問題になります。農業では肥料や温室、はたまたイロエロな農作業の動力などでエネルギーが無いと収量は極端に落ちてしまいます。漁業でも漁船の燃料や冷凍などでエネルギーは必須です。

 それで日本は目を血走らせて、原子力エネルギーに注力してきたのですが、その余りにも大きなリスクを目の当たりにして、エネルギー政策の大転換を図ろうとして・・・おりません。今まで何百兆円と掛けてきた惰性から逃れられないのです。もともとウラン資源はそんなに長くない未来に尽きてしまうし、再処理もカネを吸い込むだけで全くメドが立ちません。尚且つ、地震大国であるし、放射性廃棄物の貯蔵場所もままなりません。ほんとは八方塞がりなのに、政財官の誰も現実を直視できないのですね。後は野となれ山となれ、子孫のことまで考えられるかっ!と、時にはお子のない人のように考えてませんよね?


 でも、日本には三つのエネルギー資源が眠っているんだすぅ。
1.メタンハイドレート:これは日本近海にぎょうさん眠っています。深海に埋蔵さてちょりますから、採掘コストが課題です。シェール・オイル採掘のような技術イノベーションが待たれます。
2.地熱:これは環太平洋火山帯だけに資源量は極めて多いです。2300万kWの地熱資源がありますが、現在そのうちのたった2%しか実用化されていないんですぅ。原子力にカネを吸い取られてたから、手が回らなかったようだす。これは地球自体のエネルギーですから尽きません。ただしメンテナンス費用は見込んでおいた方がエエでしょう。
3.バイオマス:国土の7割が森林ですから資源的には多いと言えるでしょう。油ヤシなんかを植えると6㌧/㌶の油が採れますが、藻類なんかを養殖すると100㌧/㌶〜1200㌧/㌶の脂が採れます。更に下水浄化とも併用でける一石二鳥という眉唾なれど、筑波大で真面目に研究しちょりもす。研究費をかなり掛ければ加速するかも? 注)㌧/㌶が変換されてないようですが、トン/ヘクタールです。

 4、5が無くて6番目位に人材が重要ですね。何しろ原子力に変わるイノベーションを起こさなけれなならんのですから、偏差値入試などをやっている暇はない。飛び級でどんどん世界に通用する人材を引き上げるべきです。なにしろ国の未来が掛かってるんすから。石炭のガス化などができれば当面は凌げますが、これも政治と産学のプライオリティの置き方一つです。

 火力と水力は現状維持で、新エネルギーを一刻も早く立ち上げるのが、まず我が国の安全保障上最優先の課題だと思うのです。海外に派兵している暇などないのですぅ、実のところは。風力やソーラーは砂漠の国ならいざ知らず、我が国では不安定の上、場所も無いし、将来的な芽はないと思います。ど、どもども。



 ちとおつむを冷やして考えてみれば、地下のマグマのエネルギーは芥子粒のような人類からみれば、極めて膨大なものであるし、太陽のエネルギーの22億分の1しか地球の届かないとは言え、その内のたった0.01%しか人類は使っていないし、エネルギーを少し分けて貰おうと思えば、いくらでも工夫の余地はあるはず。全世界の石油資源など富士山1杯分くらいの少なさなんだから、驕れる産油国は久しからずっ、てとこですかねぇ。ジャン