2月12日(水)戦争と平和、幸福と平和

 うす曇りのちうす晴れ。3℃〜8℃とやや気温上がるも10℃に届かず。



 ドヤ顔シリーズ:そもそも戦争はなんで起きるのか?

 これは正義がたくさんあるからですぅ。あるいは慾と言ってもいいかも知れない。国防軍同士で何で攻めるのかっつうと、攻撃は最大の防御であるっつう屁理屈があるから。そもそも隣家との境界争いが広がったようなもの。境界を作るから起きるもめ事*1であって、共有地なら境界争いは当然ありません。大田区江東区が中央防波堤付近を取り合っているのもこの類だすな。

 もっとも原始的には食糧が足りなくなって奪い合う戦争がありました。農耕民族と遊牧民族の争いとか。食糧が足りてきたら文化とか宗教とかの覇権争いですね。今はだいたい資源とか領土の取り合いだす。どっちにしろ取り合うから足りなくなるんですぅ。

 アメリカなんかは多民族がお互いに純化の戦争などせずに上手く共存しているように見えます。これは理想の姿かな?なんて思うと、さに非ず。国家内部での収奪が激しく20%の金持ちが93%の富を独占しているとか。金持ちはもう買うものがなくサチっていますが、80%の貧困層が需要を喚起しているし戦争にも駆り出されます。

 それじゃあ欲を無くして私有を制限しましょう、なんて言うと今度は管理層が富を独占し始めるというイタチごっこ。それで少数の労働貴族と資本家貴族が貧乏人を操って戦争していたのが冷戦期。今はそれは無くなったが圧迫されてる民族が方々でテロを起こすと。ああ、何時まで経っても闘いは無くならんですねィ。

 世界中に富が万遍なく行きわたって経済的に豊かになれば戦争は無くなるのかっ?このような理想的な仮定を置いたとしても、戦争が無くなる様な気がしないのは何故なんだぁ!最後は文化とか宗教とか価値観とかの不一致で争いが起きるような希ガス。いわゆるアイデンティティとかプライドの問題。

 つう意味では、みんなで世界をよくしよう!ってな大乗的理想よりも、それぞれが自分の身を修め他人に要らぬ口出しをしない小乗的生き方が争いを少なくするようなキモスる。すなわち皆で小さなしやわせを追及するのが吉と。ドヤ?

*1:ゴールドラッシュの頃のカリフォルニアで原住民の土地を囲い込んで私有化した金持ちがいた。そこで砂金が発見されたので採掘者が殺到した。金持ちは巡回判事に訴えて立ち入り禁止の判決を出してもらった。しかし採掘者の侵入は治まらず、とうとう金持ちの息子二人が頃されてしまい、親父も逃げ出したと。法は氏んだ事件として語り継がれている。