2月19日(土)雨水。ウクライナやウィグルってホントは他人ごとではナインだす。

 寒曇りのち寒雨ぽつぽつ。1.5℃~8.9℃、47%。7200歩。今日は雨水、あまみずぢゃないですよ、うすいと読みます、水ぬるみ草木芽吹く頃。

 今日のコヴィッド状況:都の新規感染者数は13516人と前週を上回る。死者も27人と今年最多。オミクロンはまだまだ見くびれませんねぇ。病院のベッド数も余っているように見えますがその実態はもう既に満杯です。去年の9月時点では60歳以上の高齢入院者は約30%でしたが、ことしは感染者の全体数が多く大半は自宅隔離なので入院者の中の60歳以上比率は約70%と2倍以上になり、スタッフの手が回りません。つうことでベッド使用数が40%くらいでもう新規受け入れ不可能なんだとか。数字だけ見ていてもベッドのひっ迫具合はわっかりませーん!ザンネン

 

 国民国家の仕組みってもう古くないか?

 前大戦の切っ掛けも東欧あたりの民族浄化で、ナチスチェコポーランドを急襲したことから始まりました。そしてまた80年以上たった現在、ロシアとウクライナの間で民族浄化紛争が勃発してます。以前のコソボ紛争もそーでしたが、陸続きで民族が入り混じっているところでは、どーしても民族浄化運動が発生してしまうんすね。ザンネン

 こりはその地域で、ある民族が優遇されたりされなかったりするからです。各民族が平等に扱われてれば、不満も溜まらず差別も起きずに平和共存できるのですが。ちなみに新興の多民族国家である合衆国やカナダなどではイロエロな民族が浄化などせずに共存してるから、これは民族混交の弊害ではなくして、国家システムの弊害と捉えることができます。

 そもそも民族なんつーのはDNAによるバイオロジカルな区別ではなくして、多分に言語とか文化によるものですから、文化習俗が統一されれば同じ民族なんですぅ。こりは漢民族を見れば明らかです。中国の少数民族に対する文化・宗教的な圧迫も問題ですから、多民族国家にもイロエロなタイプがあると言えるデス。ま、合衆国もその内部には人種問題を抱えていますから、現状では理想的な解には未だ至らずといったところです。が、少なくとも合衆国では、異民族が殺し合ったり、収容所に入れたりしてないから、そこをベースに改善を図ったらいいのかな?

 日本だってホントは多民族国家だったんだけど、教育が普及してたから比較的早く一つの文化に統一されちゃったんすよ。それはそれで文化的には寂しいことですが、すべてを満たす解ってのはナインだすぅ。ザンネン、の3連発!

 

 追記:そうそう当初はお花畑なんて揶揄されてたヨーロッパ統合(EU)の方が現実に民族紛争を鎮静化させる効果が大きかったですよ。火種だった独仏の係争地なんて全く争いがなくなりました(アルザス=ロレーヌ?)。防衛力を増強して角突き合わせてる現実主義が、実は現実的でないという一つの例ですね。ハレハレ