1月24日(火)数を扱う学問は、記号を扱う学問に変わったんじゃい!

 快晴!-1℃〜7℃、46%。真白き富士の峰が良く見える空っ風。





 素数:オタクが多い分野です。

 そー言えば、今年の2017は素数だったですぅ♪すなわち1と2017以外の数では割り切れません。加算より乗算のほうがスッキリと感じれるのは、素数により一意的な素因数分解がでけるからなんですぅ。加算では、例えば「7」なら1+6、1+1+5、3+4、・・・などイロエロな分解がでけてしまい、究極的には1+1+1+1+1+1+1となり全ての自然数は1が素因数である!なんつう味気ない結果がまってます。ジャン  素数は無限にあるつうのは証明されてますが、素数を表す(実用的な)一般式は見つかってません。だからでかい素数をキーにした暗号システムが有効なんですぅ。ども。

 分かってる振りとは:

 分かってないのに分かったふりをする人は、「知ったかぶり」とか言われてバカにされますが、ホントはとても大切な数学上の契機だったんですぅ。すなわち方程式の発明でやんすよ。解析とは「分かっていない量を分かっているように(未知数xやyとして)扱うこと」なんですぅ。そして記号化した未知数で、状況を記述できさえすれば、あとは機械的な手順で未知数を既知数にでけますのや。(計)算用数字の採用と並ぶ、考え方の効率化をもたらしました。・・・ね?分かったつもりも大事でしょ?ちなみに、この知ったかぶりっ子さんは、ルネ・デカルトだったですよ。・・・でも、日本の小学校では生徒を鍛える(苦しめる?)ため、未だに知ったかぶりを禁止して、鶴亀算旅人算などデカルト以前の和算などを教えているんですね。ア・ナ・ク・ロ!

 抽象化:

 ともあれ、従来は直線とか円とかの姿形に依存していた幾何学が、記号とその間の関係である方程式という秩序に回収されました。ここに感覚や経験に依存しない知!すなわち身体を経由しない知の存在を確信したデカルトは、身体(物体)と精神(魂)を明確に切り分ける二元論を推進し、それが科学的思考方法を確立させたのだすぅ。すかす、これが現代の意識の研究を妨げている原因にもなっているんですねィ。